大京が環境配慮マンションを大阪市で開発、関西初の「高層ZEH-M Ready」を取得:ZEH
大京は、大阪府大阪市で開発を進めている新築分譲マンション「ライオンズ千林大宮レジデンス」のマンションギャラリーを2022年7月2日に一般公開した。
大京は、大阪府大阪市で開発を進める新築分譲マンション「ライオンズ千林大宮レジデンス」の概要を2022年6月30日に発表した。
京阪本線「千林」駅から徒歩4分の場所に位置
開発地は、京阪本線「千林」駅から徒歩4分の場所にあり、Osaka Metro谷町線「千林大宮」駅から徒歩6分のエリアに位置する。両駅から開発地までの約660メートルでは、約220店舗が林立する「千林商店街」と「今市商店街」がアーケードで直結している他、京橋や大阪・梅田などの都心エリアへも電車で直通15分圏内など、快適なアクセス性を備えている。周辺は、商店街の活気がありながらも、落ち着いた生活がしやすい環境を醸成している。
ライオンズ千林大宮レジデンスは、RC造地上15階建てで、1階共用部には、エントランスにつながる入居者専用のラウンジを設ける。ラウンジには、木格子やデザイン壁をアクセントとして取り入れるだけでなく、屋外テラスや中庭とつなげ、日差しと緑を感じられる開放的な空間に仕上げる。
建物は、断熱性能の向上や高効率な設備機器と太陽光発電設備の導入により家庭の一次エネルギー消費量を住棟全体で56%削減する見込みで、関西の分譲マンションで初めて「高層ZEH-M Ready」を施工段階で取得している。
さらに、大阪府における建築物の環境配慮制度で総合評価「星4」を取得し、「低炭素住宅」にも認定されている。
防災対策では、大京初の試みとして、独自の防災システム「SONA-L SYSTEM」に、電気自動車を活用したV2Xの技術を融合する。SONA-L SYSTEMは、停電になった際に、建物内に設置された太陽光発電設備と蓄電池から、共用部の照明やエレベーター、生活用水を送る給水ポンプへ時間制御によって給電を行い、災害時でも1週間以上ライフラインを維持できる。
今回のシステムはカーシェアリング用電気自動車のバッテリーにより電気の供給を実現する。
ライオンズ千林大宮レジデンスの概要
ライオンズ千林大宮レジデンスは、RC造地上15階建てで、延べ床面積は5651.78平方メートル。所在地は大阪府大阪市旭区今市2丁目3番他(地番)で、敷地面積は1455.20平方メートル。総戸数は69戸で、間取りは2〜3LDK、専有床面積は65.81〜85.30平方メートル。設計・施工は高松建設が担当し、着工日は2021年3月15日で、竣工日は2023年10月26日、入居開始日は同月30日を予定している。
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