「ZEH-M Oriented」取得の新築分譲マンションを札幌市で開発、東急不動産:プロジェクト
東急不動産は、2023年12月の竣工・引渡に向け、北海道札幌市厚別区内で新築分譲マンション「(仮称)ブランズ新札幌」の開発を進めている。
東急不動産は、北海道札幌市厚別区内で新築分譲マンション「(仮称)ブランズ新札幌」を開発することを2022年6月22日に発表した。
JR千歳線「新札幌」駅から徒歩6分の場所に位置
開発地は、JR千歳線「新札幌」駅から徒歩6分の場所にあり、地下鉄東西線「新さっぽろ」駅から徒歩8分という利便性の高い地域に位置する。
ブランズ新札幌は、屋上に設置する太陽光パネルで発電した電力を共用部の電灯で使用する他、全住戸の玄関前に大型宅配ボックスを配置し、専用カードを貸与された配達員が玄関前の宅配ボックスまで荷物を居住者に届ける「スマートキーによる住戸前宅配システム」を採用する見込みだ。
各住戸の玄関前に宅配ボックスを標準設置することで、インターネットを利用した通信販売(EC)の拡大などにより宅配物が増大する中、生活利便性の向上と再配達の削減によりCO2排出量の抑制や宅配業者の負担軽減を実現する。
こういった取り組みにより、環境認証「ZEH-M Oriented」を取得。ZEH-M Orientedは、断熱性能を向上させるとともに、高効率な設備システムの導入によって室内環境の質を維持しながら省エネルギーを達成し、共用部を含むマンション全体での一次エネルギー消費量を20%以上減らす。
ブランズ新札幌の概要
ブランズ新札幌は、RC造地上15階建てで、延べ床面積は1万948.8平方メートル。所在地は北海道札幌市厚別区厚別中央3条4丁目22番5で、敷地面積は1318.12平方メートル。総戸数は55戸で、建築面積は777.28平方メートル。設計・監理はゲイツコンセプトワークが担当し、施工はイチケンが担い、竣工・引渡は2023年12月を予定している。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 延べ床面積2万m2超え、大型分譲マンションの2区画が竣工
三井不動産レジデンシャルが、愛知県名古屋市で開発を推進する3棟から成る分譲マンション「パークホームズ LaLa 名古屋みなとアクルス」の2区画「ブライトコート」と「セントラルコート」が完工し、全体の完成に大幅前進した。 - 金町エリアで30タイプの部屋を備えた分譲マンションを開発、大和ハウス工業ら
大和ハウス工業や小田急不動産、三信住建は、2022年2月下旬の竣工に向け、東京都葛飾区東金町で分譲マンション「プレミスト金町」の開発を進めている。 - 尼崎版「SDGs スマートマンション」第1号の分譲マンション、環境配慮などを評価
野村不動産が、兵庫県尼崎市で開発を進める新築分譲マンション「プラウド阪急塚口駅前」が、環境配慮や地域経済の活性化などを尼崎市に評価され、付加価値の高いマンションを認定する尼崎版「SDGs スマートマンション」の第1号事業に決まった。プラウド阪急塚口駅前は、 阪急「塚口」駅南口にある商業施設「塚口さんさんタウン」の一部と複合した分譲マンションで、日用品の買い物がしやすく、利便性にも優れている。 - 全住戸に「デジタルドアロック」を採用する新築分譲マンションを発売、穴吹工務店
穴吹工務店は、広島県広島市で、2022年9月中旬の竣工に向け、新築分譲マンション「サーパス緑井ミッドフォート」の開発を進めている。