SB C&S、リモート接続ソリューションとドローンのセット販売を開始：ドローン

SB C&Sは、リモート接続ソリューション「TeamViewer」とドローンのセット販売を開始した。組み合わせて用いることで、撮影した映像をダウンロードせずに、リアルタイムで遠隔地と共有できる。

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　SB C&Sは2022年3月8日、リモート接続ソリューション「TeamViewer」とドローンのセット販売を同日より開始すると発表した。

　TeamViewerは、TeamViewerジャパンが提供しているリモート接続ソリューションだ。接続先のIDおよびパスワードを入力することで、容易にリモート接続して遠隔操作することが可能となる。

　ドローンと組み合わせて用いることで、撮影した映像をダウンロードせずに、リアルタイムで遠隔地と共有できる。

　SB C&SとTeamViewerジャパンは2021年12月、共同で実証実験を実施した。TeamViewerを介して、ドローンによる広角カメラの映像や赤外線カメラを用いた温度測定の映像、遠隔地からの指示音声をリアルタイムで相互に情報共有できることを確認している。

　今後は、人の立ち入りが難しい災害現場やインフラ点検現場などでの採用が期待される。

　産業用ドローン「MATRICE 300 RTK」と充電用バッテリーステーション、送信機用モバイル通信ドングル、ドローン映像配信向けTeamViewerライセンスで構成した「多拠点配信 基本セット」と、基本セットにハイブリッドカメラ「ZENMUSE H20T」および追加バッテリー4個を加えた「多拠点配信 災害対応・点検用途向けセット」の2種を提供する。

　価格は基本セットが141万2752円、災害対応・点検用途向けセットが289万6487円となった。

TeamViewerとドローンの連携イメージ　出典：SB C&Sプレスリリース