ニュース
茨城県稲敷郡阿見町で延べ2万m2の物流施設が竣工、天井クレーンは最大10トンに対応:リテール&ロジスティクス
富士物流は、茨城県県南エリアでの事業拡大と顧客ニーズへの対応を目的に、2021年4月から茨城県稲敷郡阿見町で開発を進めていた物流施設「筑波物流センター」が竣工したことを公表した。
富士物流は、茨城県稲敷郡阿見町で開発を進めていた物流施設「筑波物流センター」が竣工し、2022年4月5日に営業を開始したことを同日に発表した。
LED照明や遮熱高断熱素材の導入などで環境にも配慮
開発地は、首都圏中央連絡自動車道「阿見東インターチェンジ」の至近に位置していることから、都心からのアクセスに優れ、関東の配送拠点として適している。
筑波物流センターは、最大10トンの荷物を運べる天井クレーンを搭載しており、重量品を取り扱える。天井クレーンは、最大10トンの荷物を運搬するものを2基と最大5トンの荷物を搬送するものを2基備えている。
さらに、地震対策として建築基準法の規定を上回る耐震構造を採用した他、LED照明や遮熱高断熱素材の導入などで、環境にも配慮している。
筑波物流センターの概要
筑波物流センターは、S造3階建てで、延べ床面積は2万175平方メートル。所在地は茨城県稲敷郡阿見町よしわら一丁目19-2で、敷地面積は1万4139平方メートル。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- ヒューリックが物流施設の開発事業を始動、第1弾は江戸川区で延べ1.9万m2の物流施設
ヒューリックは、物流施設開発事業の第1弾として、東京都江戸川区で「ヒューリックロジスティクス葛西」の開発に着手した。ヒューリックロジスティクス葛西の開発プロジェクトは、東京都江戸川区で同社が保有するオフィスビル「ヒューリック葛西臨海ビル」の未利用容積(約100%分)を活用した増築として行う。 - 三井不動産が新たに物流施設を7件開発、総延べ床面積は約390万m2に
三井不動産はこのほど、新たに物流施設を7件開発することを発表した。新規開発施設7物件を含めた三井不動産の物流施設は、合計47物件で、総延べ床面積は約390万平方メートルに及び、累計投資額は約6100億円に達する。 - 千葉県船橋市で延べ1.9万m2の物流施設が竣工、小田急不動産
小田急不動産は、千葉県船橋市浜町で開発を進めていた物流施設「小田急不動産ロジスティクスセンター船橋」が2022年2月28日に竣工したことを公表した。小田急不動産ロジスティクスセンター船橋は同社が開発した物流施設施設として2棟目となる。 - BTS型物流施設「LOGI'Q 三芳」が竣工、防火用の設計や最新設備を導入
東急不動産は、「Deliver future and smiles.」をテーマに、物流施設ブランド「LOGI'Q」の展開を2016年にスタートした。現在、開発中の物流施設を含め、累計14物件を建設している。2020年1月29日には、埼玉県入間郡にBTS型物流施設「LOGI'Q 三芳」が竣工式を執り行った。