三菱地所レジデンスらが「川越」駅前で延べ2万m2の25階建てタワマンを開発:プロジェクト(2/2 ページ)
三菱地所は、大栄不動産とともに、埼玉県川越市脇田本町で開発を進める分譲タワーマンション「ザ・パークハウス 川越タワー」のモデルルームを2022年1月8日にオープンした。
敷地外にコカ・コーラのスマートベンダーを配置
防災の取り組みについては、共用部に防災備蓄倉庫を完備するだけでなく、各住戸に鍵付きロッカー型の防災倉庫を設置する。加えて、敷地外に入居者以外の一般消費者が利用できるコカ・コーラのスマートベンダーを配置し、地域に貢献。さらに、三菱地所グループの防災倶楽部が管理会社と協力し、被災生活まで想定した入居者向けの防災災訓練をサポートする。
環境配慮に関しては、トムラジャパンのペットボトル圧縮回収機を導入し、リサイクルの推進を図り、ペットボトル5本につき、食品スーパーマーケット「ヤオコー」のポイントを1ポイント付与することで、ペットボトル圧縮回収機の利用を促す。
地域共生の機能としては、間伐材の活用を推進する地元団体「さんとめの木をいかす会」に所属する工房の作品をモデルルームや商談卓、マンションの共用部にも展示し、モデルルームの畳数表示や商談時の飲み物用コースターに間伐材を使い、契約者が購入できるような仕組みの構築も検討している。
ザ・パークハウス 川越タワーの概要
ザ・パークハウス 川越タワーは、免震構造のRC造・S造地下1階/地上25階建てで、延べ床面積は2万1838.68平方メートル。所在地は埼玉県川越市脇田本町16-5、14で、敷地面積は2609.03平方メートル。
総戸数は173戸(募集対象外住戸4戸を含む)で、専有面積は44.36〜117.16平方メートル、間取りは1LDK〜4LDK。施工はフジタ・川木建設共同企業体が担当し、竣工は2023 年10月下旬で、引渡しは2023年12月上旬を予定している。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 延べ床面積2万m2超え、大型分譲マンションの2区画が竣工
三井不動産レジデンシャルが、愛知県名古屋市で開発を推進する3棟から成る分譲マンション「パークホームズ LaLa 名古屋みなとアクルス」の2区画「ブライトコート」と「セントラルコート」が完工し、全体の完成に大幅前進した。 - ランドマーク的マンション開発が周辺の中古マンション価格を上げるかを検証
マンションリサーチは、ランドマーク的マンションの竣工が周囲に位置する中古マンションの価格アップに効果があったかを検証し、ランドマーク的マンションの完工が周りに存在する中古マンションの価格を必ずしも押し上げるわけではないことを明らかにした。 - 免震構造と従来構造の違いを疑似体験、近鉄不動産の免震タワーマンション・モデルルームで“VR免震体感”
近鉄不動産は、名古屋市の“栄一丁目エリア”で建設を進める免震タワーマンション「(仮称)ローレルタワー名古屋栄」のモデルルームに、同社初の「VR免震体感コーナー」を設置した。椅子型装置と専用のHMD(ヘッドマウントディスプレイ)を用いて、リアルな映像・音と横揺れで、地震が発生した際の免震マンションと従来構造との違いを疑似体感することができる。 - 飯田橋で地上24階建てのタワーマンションが竣工、屋敷内に自然を模した庭を設置
ミサワホームとトヨタホームは、東京都千代田区飯田橋で、計画を進めていた地上24階建てのタワーマンション「アルビオ・ザ・タワー千代田飯田橋」が竣工したことを明かした。