京町堀エリアで観光やビジネスで役立つ総客室191室のホテルが着工、NTT都市開発:プロジェクト
NTT都市開発は、大阪府大阪市西区でホテル建設プロジェクト「(仮称)京町堀一丁目計画」の開発を進めている。
NTT都市開発は、大阪府大阪市西区で開発を進めているホテル建設プロジェクト「(仮称)京町堀一丁目計画」が2021年5月に着工したことを同年6月9日に発表した。
「靭公園」の付近に立地
計画地は、大阪市の四つ橋筋に面し、京町堀特有の賑(にぎ)わいと近接する「靭(うつぼ)公園」の落ち着きを備えた場所で、大阪メトロ四つ橋線「肥後橋」駅や御堂筋線「淀屋橋」駅からのアクセスも良好で、観光やビジネスの拠点として適している。周辺の京町堀エリアは、商人が市場を開き庶民の町として栄えた地域で、大阪府の発展に貢献してきた。現在では個性豊かな店舗が集積しており、活気を感じられる。
京町堀一丁目計画は、「ここから、いろどる。ここから、めぐる。」を開発コンセプトに、ホテルを起点として、京町堀と四つ橋筋の魅力を向上し、観光やビジネスなど多様な目的で訪れる人向けの拠点を創出する。
今回のプロジェクトで開発するホテルは地上13階建てで、総客室数は191室。低層部には、2層吹き抜けのロビーとレストランを配置し、ガラスカーテンウォールから内部の雰囲気が見られる仕様とする。共用部として、ミーティングルームやフィットネスジムを設け、宿泊客の多様なニーズに応える。
京町堀一丁目計画の概要
京町堀一丁目計画は、S造地上13階建てで、延べ床面積は約1万600平方メートル。所在地(地番)は大阪府大阪市西区京町堀一丁目110番他で、敷地面積は約1200平方メートル。設計監理は錢高組一級建築士事務所とアパ アソシエイツが、施工は錢高組がそれぞれ担当し、竣工は2023年1月で、開業は2023年夏を予定している。
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