札幌市の賃貸物件で人気の最寄り駅ランキング、総合と単身向けの1位は「北24条」駅:不動産市況
アットホームは、不動産情報サイト「アットホーム」における賃貸居住用物件のコーナーで、閲覧数が多い人気の駅をまとめた「アットホーム人気の駅ランキング 札幌市編」を公表した。ランキングでは、「総合」「シングル向き物件」のカテゴリーで、「北24条」駅がランクインし、北24条駅は単身世帯を中心に人気なことが判明した。
アットホームは、不動産情報サイト「アットホーム」における賃貸居住用物件のコーナーで、閲覧数が多い人気の駅をまとめた「アットホーム人気の駅ランキング 札幌市編」を2021年9月2日に発表した。ランキングでは、「総合」「シングル向き物件」「カップル向き物件」「ファミリー向き物件」の4カテゴリーで閲覧数の多い駅を順位付けした。
1LDK〜2DKのカップル向き物件では「麻生」駅が1位
アットホーム人気の駅ランキング 札幌市編によれば、総合で最も閲覧数が多かった駅は札幌市営地下鉄南北線「北24条」駅だった。北24条駅は、さっぽろ駅まで約6分で、大通駅まで約7分と交通利便性に優れる。
周辺には、「札幌市北区役所」や区民センターといった公共施設、24時間営業のスーパー、多様なジャンルの飲食店など、多彩な施設が林立している。2位には「麻生」駅が、3位に「琴似」駅がランクインした。
ワンルーム〜1DKのシングル向き物件でも北24条駅が1位だった。2位は一駅隣の「北18条」駅。北18条駅の周囲には、市街地があり、西側に「北海道大学」とその関連施設、東側に「藤女子大学」が立地しており文教エリアとして良好な環境を備えている。さらに、スーパーや郵便局、ドラッグストアなど、暮らしに役立つ店舗と施設が立ち並ぶ。3位は「札幌」駅とさっぽろ駅となった。
1LDK〜2DKのカップル向き物件では、札幌市営地下鉄南北線の麻生駅が1位だった。麻生駅の近辺には、「麻生商店街」や「麻生バスターミナル」、複数のスーパー、コンビニ、インテリア用品店、ボウリング場など、さまざまな施設が点在している。麻生バスターミナルには、住宅地だけでなく、札幌駅や新千歳空港に向かうバスなども発着するため、バスでの移動もしやすい。また、徒歩圏内にJR学園都市線の「新琴似」駅があり、行先によって駅を使い分けられる。2位は琴似駅で、3位は北24条駅となった。
2LDK以上のファミリー向き物件では、JR千歳線「新札幌」駅がトップだった。新札幌駅は、「新さっぽろ」駅と隣接しており、JRと地下鉄の乗り換えも円滑に行える。近隣には、バスターミナルが入る駅ビル「新さっぽろ駅ターミナルビル」をはじめ、スーパーや劇場、水族館、「札幌市厚別区役所」や「札幌市青少年科学館」などの公共施設、医療機関が集積している。2位は麻生駅で、3位は「宮の沢」駅となった。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 福岡市の賃貸物件で人気の最寄り駅ランキング、3カテゴリーで「博多」駅が1位
アットホームは、不動産情報サイト「アットホーム」における賃貸居住用物件のコーナーで、閲覧数が多い人気の駅をまとめた「アットホーム人気の駅ランキング 福岡市編」を公表した。ランキングでは、「総合」「シングル向き物件」「カップル向き物件」のカテゴリーで、「博多」駅がランクインし、単身世帯やカップルに人気なことが判明した。 - 超高層マンションの動向を調査、2021年以降に280棟・約11万戸が竣工予定
不動産経済研究所は、全国における高層マンションの計画や完成予定年次を調査し、「超高層マンション動向 2021」にまとめた。超高層マンション動向 2021によれば、2021年以降に完成予定の超高層マンションは280棟・10万9908戸とみられていることが判明した。 - 2020年のマンション市場動向を調査、発売戸数は前年比で15%減少し1976年以来の低水準
不動産経済研究所は、2020年1〜12月における全国のマンション市場動向を調査した。リサーチの結果によれば、2020年の発売戸数は前年比で15.2%減少し、コロナ禍によって1976年以来の低水準となった。 - コロナ流行前から戸建て住宅購入を検討していた人が全体の70%、三井不動産らが調査
三井不動産レジデンシャルは、同社が販売するマンションもしくは戸建て住宅を契約した20代〜70代以上までの475人を対象に、インターネットアンケートを活用して、「新型コロナウイルス感染拡大による住宅検討・購入に関する調査」を行い、コロナ禍が住宅購入のきっかけになった層より、以前から住居取得を検討していた人のほうが多いことを明らかにした。 - アットホームが不動産会社に求めることを調査、重説と契約は「対面を望む」が半数以上
アットホームは、物件の購入検討もしくは賃貸を検討している18〜50歳の男女412人に、今後希望する住まいの探し方や不動産会社に求めることについての意識調査を行った。その結果、住宅の購入検討者と賃貸物件を探している対象者ともに、重要事項説明と契約は対面で行いたい人が全体の半数以上を占めることが明らかになった。