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ルクレ、ビルメン不動産管理向け報告業務デジカメを限定販売:現場管理
ルクレは、ビルメンテナンス業、リフォーム業、不動産賃貸管理業向けに展開する写真報告書ソリューション「ZENGO」から、専用端末の報告業務DXデジカメ『ZENGOカメラ』を500台限定でリリースした。
ルクレは、報告業務DXデジカメ「ZENGOカメラ」を販売開始した。500台限定の販売で、価格は3万3000円(税込み)。
ZENGOカメラは、ビルメンテナンス業、リフォーム業、不動産賃貸管理業向けに展開する写真報告書ソリューション「ZENGO」の専用端末である。
同製品は、スマホを持ち込めない現場でもデジカメ代わりに利用できる。デジカメから同製品に置き換えることで、既存の報告業務フローを変えることなく、作業写真の撮影から報告書作成までの業務効率を向上できるという。
また、撮影から写真整理・報告書作成まで1台で完結できるほか、クラウドとの連携がいつでも可能なSIMを搭載する。購入から6カ月目まではクラウドに連携できる案件数および写真枚数は無制限で利用できる。
2021年秋には案件ごとに進ちょく管理ができる機能をリリース予定で、事務所からZENGOで案件を確認するだけで、現場の作業ステータスを把握可能になる。遠隔での作業管理がよりスムーズに行えるため、コロナ禍でのテレワークにおいても業務効率の向上が見込めるとしている。
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