ニュース
大建工業が漆喰やコンクリート、鉄を表現した3種の正方形シート床材を発売:製品動向
大建工業はこのほど、広幅かつ横溝入りで、正方形をデザインに採用したシート床材「ハピアフロア スクエア」をリリースした。ハピアフロア スクエアの柄は、販売しているドア「hapia ソリッド調」の柄と連動しているため、統一感のある空間作りが行える。
大建工業は、住宅用内装建材「hapia」シリーズの1つとして、正方形の化粧シート床材「ハピアフロア スクエア」を2020年8月21日に発売した。
ハピアフロア スクエアは、455ミリの広幅に454.5ミリピッチの溝加工を施した正方形のデザインで、床に使用すれば、タイルを敷き詰めたような空間に仕上げられる。また、通常のフローリングと同様に大工作業のみで施工でき、大判サイズのため、施工の手間軽減にもつながる。
ハピアフロア スクエアの柄は、漆喰(しっくい)の味わいを楽しめる「スタッコホワイト」やコンクリート調の質感をイメージした「コンクリートグレー」、錆びた鉄板の風合いをモチーフにした「アイアンブラック」の3種類をラインアップしている。
3種類の柄は、既に販売しているドア「hapia ソリッド調」と同じ柄になっており、両製品を組み合わせて、ドアと床を同系色でまとめたり、木目の床とや石目のドアをコーディネートしたり、さまざまな空間作りが行える。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 大建工業が化粧シート床材ラミネート生産設備増設などで、三重工場の製造能力を2倍に
大建工業は、近年高まる化粧シート床材の需要を踏まえて、化粧シート床材ラミネート設備を三重工場に増設した。 - 大建工業が地産材の活用ニーズに応えた不燃壁材と不燃ルーバーを発売
大建工業は、公共・商業建築の市場に向け、天然木突板を表面材に用いた不燃壁材「グラビオUS」と不燃ルーバー「グラビオルーバーUS」を開発した。両製品は、表面材の天然木突板に、地域産材を使えるため、「公共建築物等木材利用促進法」の施行以降、自治体で高まる地産材の活用ニーズに応えられる。 - 住宅の内装用“化粧シート”を不燃や重歩行などプラス性能で商空間へ提案、凸版印刷
凸版印刷は、「JAPAN SHOP 2019」で、店舗や商業施設の内装・外装を彩る建装材を展示した。メインとなる化粧シートは、101エコシートや101レプリアなど住宅内装向けの製品に、不燃や重歩行といったプラス性能を付与し、住宅建装材から非住宅/商空間へと新たにターゲットを広げ、内装提案を行った。 - パナソニックLS、石の素材感にこだわった床材や収納を発売
パナソニック ライフソリューションズ社は、多様化する住宅の内装デザインに対応し、天然石灰石を用いた床材など、素材感を追求し機能性にもこだわった床材/収納の新製品を発売する。