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ビットキーがビルのスマートロックなど複数のIoTを接続するクラウドサービスの提供を開始BAS(2/2 ページ)

ビットキーは、ビルのセキュリティシステムやIoT設備が1つのシステムで統合管理されていない現状を踏まえて、各システムや各IoT設備をシームレスにつなげ、一括で管理や制御が行えるクラウド型のコネクトプラットフォーム「workhub」を開発した。

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各従業員の勤務場所やワークプレースの利用状況を可視化

 記者発表会で、ビットキーとの資本業務提携について、オカムラ 上席執行役員 マーケティング本部長 荒川和己氏は、「デジタルトランスフォーメーションサービス“Work×D”の技術協力などを盛り込んだ資本業務提携契約を結んだ。Work×Dはworkhubを基盤としているため、ビル設備とさまざまなビル管理システムをつなげられる」と述べた。

 Work×Dは、2020年11月1日に提供を開始するサービスで、予約システムやスマート認証システム、ゲスト管理システム、ダッシュボードで構成されており、予約システムでは、専用アプリで、登録したオフィスの空いている座席やロッカーを検索してリザーブできる。スマートな認証システムでは、オフィスや入居するビルのセキュリティゲートやエレベーターなどの解錠や入退室管理が進められる。


デジタルトランスフォーメーションサービス「Work×D」のイメージ

 ゲスト管理システムでは、専用アプリによる座席や会議室の予約と連動して、来訪者に対し入館証の発行が可能。ダッシュボードでは、各従業員がどこで勤務しているか、各ワークプレースの利用状況に無駄がないかなどを調べられる。

 今後の展開について、荒川氏は、「workhubと連携可能なIoTオフィス家具を増やし、Work×Dのサービスを強化していく」と展望を明かした。

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