梅田に延べ床面積約6.9万m2のマンションが竣工、ポーターサービスを採用:プロジェクト
東急不動産や住友商事、住友不動産の3社は、これまで大阪市内で実施してきたタワーマンション開発で得たノウハウを結集し、RC造地上50階建ての超高層分譲マンションを完工した。
東急不動産や住友商事、住友不動産の3社は2020年3月3日、大阪市北区豊崎3丁目で開発を進めてきた地上50階建ての超高層分譲マンション「ブランズタワー梅田North」が竣工したことを明かした。
RC造地上50階・地下1階建て
ブランズタワー梅田Northは、RC造地上50階・地下1階建て、延べ床面積が6万8752.16平方メートル。所在地は大阪市北区豊崎3丁目16番16で、敷地面積は5154.71平方メートル。設計・監理・施工は大林組が担当した。立地は、大阪メトロ御堂筋線「中津」駅から徒歩1分で、阪急神戸線「梅田」駅からは徒歩7分、JR東海道本線「大阪」駅から徒歩12分の場所に位置する。さらに「うめきた」2期をはじめ、複数の大規模再開発が進行し、発展が期待される梅田エリアまで、徒歩圏で利便性が高い。
総戸数は653戸で、2017年7月から順調に販売が推移しており、2020年3月11日から購入者が入居を開始している。
建物の内部は、天井高が約10メートルを誇り、3層吹き抜けで、内装にこだわったグランドエントランスを備えている。24時間有人での管理体制を実現している上、ポーターサービス(手荷物の無料運送)を導入している。
通常は高層階に置かれることが多い入居者用ラウンジは、3タイプであえて1階近くに設置している。入居者の日常動線に近いエリアに3種類のラウンジを配置することで、さまざまな目的でラウンジを利用しやすくしている。ラウンジにはプライベートガーデンを隣接し、快適性も高めている。
37階にはホームパーティーやミニレセプションなどに使えるパーティールームが設けられている。加えて、都心の夜景を楽しみながら24時間利用できるスカイフィットネスも設置されており、グループ会社である東急スポーツオアシスと提携し、週2日専属トレーナーがスカイフィットネスに常駐し、住人の運動をサポートする。
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