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ヒルトン広島が本格始動、五洋建設JVで2022年4月に完成:プロジェクト(2/2 ページ)
広島県広島市中区富士見町地区で計画されている「ヒルトン広島」が、2020年2月1日に起工式を執り行い、プロジェクトが本格始動した。
22階建て、延べ床面積4万6493.61平方メートル
事業の施行期間は、2020年2月1日〜2022年4月30日。対象区域は広島県広島市中区富士見町11番4で、面積は1万99.54平方メートル。プロジェクトでは、区域のうち敷地面積6402.95平方メートルに、ホテル/コンベンション棟、駐車場棟2棟、ポンプ室を新設する。敷地内には公共道路1190.71平方メートルと、緑地223.60平方メートルも整備する。
メインとなるホテル/コンベンション棟は、S/RC造一部SRC造・地下1階/地上22階建て、建築面積5067.71平方メートル、延べ床面積4万6493.61平方メートルの規模となる。客室数は420室で、館内には、コンベンション施設の他、オールデイダイニング含むレストラン/ラウンジ/バー、屋内プール、エグゼクティブラウンジ、フィットネス、スパ、チャペルなども備える。
事業スケジュールは、2019年10月までに実施設計が完了し、建築確認申請などを経て、2020年2月1日に着工。完成は2022年4月30日を予定している。施工者は、富士見町開発が2018年8月に行った施工会社の公募で、海洋土木(マリコン)大手の五洋建設に決まった。なお、設計は浅井謙建築研究所が手掛けた。
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