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ポラス、グループ新社屋に独自構造部材の木造3階建て建設:導入事例
ポラスは、グループ企業である住宅品質保証の新社屋を木質構造で建設すると発表した。ポラスオリジナルの構造部材である合せ柱と重ね梁、CLT耐力壁を使用した木造3階建てオフィスビルだ。2020年3月の完工を予定している。
ポラスは2019年11月18日、グループ企業である住宅品質保証の新社屋を木質構造で建設すると発表した。ポラスオリジナルの構造部材である合せ柱と重ね梁、CLT耐力壁を使用した木造3階建てオフィスビルだ。2020年3月の完工を予定している。
隣接するポラテック本社ビルと同様、木でできたビルと直感的に認識できるように本来は隠れてしまう外壁の一部をカーテンウォールとした。木の持つ温かみと力強い構造美を併せ持つ特徴的なデザインとなっている。また新しい職場環境作りとして、ポラスグループ社員のサテライトオフィス機能も持たせる。
住宅品質保証の新社屋は、ポラスグループの施設としては3例目となる中大規模木造建造物だ。
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