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JR西日本不動産開発が新大阪エリアで大型オフィスビル開発に着手:プロジェクト
JR西日本不動産開発が、新大阪エリアに新たな大型オフィスビルの開発に着手した。関西都市圏におけるJR西日本グループ初の大型オフィスビルとして、同エリアにおける拠点性向上を目指す。
JR西日本不動産開発は2019年9月、大阪市淀川区宮原4丁目におけるオフィスビル開発に着手したことを明らかにした。関西都市圏におけるJR西日本グループ初の大型オフィスビルで、2022年春に開業する予定だ。
本ビルの1階には近隣オフィスワーカーの生産性を高める商業店舗を誘致。2階以上には各フロア約450坪の無柱空間を配置し、多様なオフィスレイアウトに対応する。また南海トラフ巨大地震などの自然災害を想定し、新大阪エリア最高クラスのBCP対応仕様となる。
新大阪駅周辺は、リニア中央新幹線や北陸新幹線の乗り入れ計画があるなど、交通の要所としてさらなる発展が見込まれる地域。「新大阪エリアの広域ハブ拠点化と国際ビジネス立地のポテンシャル発揮」を中期経営計画に盛り込むJR西日本グループとしては、本開発により新大阪エリアの拠点性向上を目指したい考えだ。
本ビルの概要は、鉄骨造地上13階建、敷地面積は3200平方メートル、延べ床面積は2万5500平方メートルである。
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