ニュース
ICT/IoTを集結したモデル現場を設置:ICTモデル現場
東急建設は、さまざまなICT/IoTを導入した同社初となるICTモデル現場を設置した。現場は、千葉県船橋市の建設現場「(仮称)船橋市立塚田第二小学校・放課後ルーム新築工事」だ。
東急建設は2019年10月31日、さまざまなICT/IoT技術を導入した同社初となるICTモデル現場を設置し、成果の実証を行っていると発表した。現場は、千葉県船橋市の建設現場「(仮称)船橋市立塚田第二小学校・放課後ルーム新築工事」だ。社員が現場見学のできるショーケースの役割も担っている。
タブレットなどによる配筋検査システム、安全管理・工事の進捗確認のためのドローン、作業員や近隣住民向けのデジタルサイネージなど、これまで個別に導入・検証してきた各種先端技術を総合的に活用し連携することで、働き方改革や生産性向上、安全・品質の管理を同時に実現することを目指している。建設現場だけでなくテレワーク対応遠隔操作自走ロボットや議事録自動作成システムなど、オフィス業務にも導入した。
なお東急建設は、NTTドコモとの協業により「建設現場IoTプラットプラットフォーム」の活用を進めている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 「建設業の課題とICT導入」に関する読者調査、6名に【5000円分】のAmazonギフト券!
BUILT編集部では、建設業の課題解決となるメディア作りのため、「読者アンケート」を実施します。アンケートは10分ほどで終わる内容です。いただいたご意見はこれからのメディア運営に活用させていただきます。 - 東急建設が新卒の土木技術者を“10カ月間”の実務型研修で即戦力に
東急建設は、土木技術系の新入社員を対象に、現場配置が決まった時点で即戦力となる実務型の新人研修に注力している。 - 長谷工、ICTやシステムを本格導入「ICTマンション」第1号物件に着手
長谷工コーポレーションは、付加価値の高いマンションづくりを目指し、先進的なICTやシステムを本格導入する「ICTマンション」の第1号物件に着手した。板橋区に建設予定の学生向け賃貸マンションに導入予定。 - ロックボルト用引抜き試験システム「スマートジャッキ」、軽量化やICT化で作業性を向上
ケー・エフ・シーは、トンネルにおけるロックボルト打設時に行う引抜き試験の効率化を実現するシステム「スマートジャッキ」を開発した。スマートジャッキは、軽量化や省人化、ICT化を可能としており、作業性を高められるため、業界でも関心を集めている。