耐火集成材「燃エンウッド」の民間建築工事向けライセンス提供を開始、竹中工務店:木造/木質化
竹中工務店は、耐火集成材「燃エンウッド」の1時間/2時間耐火仕様について、民間建築工事向けの技術ライセンス提供を開始した。
竹中工務店は2026年10月22日、自社保有の特許技術である耐火集成材「燃エンウッド」の1時間/2時間耐火仕様について、民間建築工事向けの技術ライセンス提供を開始すると発表した。今回のライセンス提供により、木造の耐火建築物の設計実績を持つ設計事務所が設計し、竹中工務店以外の施工会社が施工する建物において、公共/民間建築を問わず燃エンウッドと関連特許技術を使用できるようになる。
竹中工務店はこれまで、公共建築工事を対象に燃エンウッドの製造と販売に関するライセンスを展開してきた。1時間耐火仕様は2017〜2019年、2時間耐火仕様は2024年に、齋藤木材工業、藤寿産業、銘建工業、山佐木材の集成材メーカー4社と契約を締結し、実プロジェクトへの適用を進めてきた。
公共建築工事では、1時間/2時間耐火仕様の燃エンウッドを採用することで、14階建て、もしくは建物の最上階から14層までを木造とする建物への適用が可能だ。今回の民間工事へのオープン化により、民間のオフィスや商業施設、複合ビルなどでも採用が可能となる。
燃エンウッドは、木材の「荷重支持部」、モルタルや石こう系材料と木で構成する「燃え止まり層」、木材の「燃え代層」の3層で構成する耐火集成材だ。火災時には、燃え代層による断熱効果と燃え止まり層による吸熱効果により、柱や梁の荷重支持部を火災の熱から保護する。
今回提供するライセンスには、竹中工務店が保有する燃エンウッド関連の特許技術の使用に加え、製品に関する大臣認定の利用と商標の使用が含まれる。
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