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暑熱対策AIカメラ「カオカラ」の導入現場が3倍に 供給体制を強化製品動向

ポーラメディカルは、暑熱対策AIカメラ「カオカラ」の供給体制を強化した。カオカラは、AIが利用者の顔色や表情を判定し、約3秒で暑熱リスクを判定するシステムだ。2026年に導入現場が前年比約3倍のペースで増加していることを受け、全国5000超の現場での稼働を見込む。

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 ポーラメディカルは、暑熱対策AIカメラ「カオカラ」の供給体制を強化した。カオカラは、AIが利用者の顔色や表情を解析し、約3秒で暑熱リスクを判定する。導入現場が前年比約3倍のペースで増加していることから、部材調達や製造ラインを見直し、在庫を拡充した。

 カオカラは、利用者がカメラに顔をかざすことで、AIが顔色や表情、発汗状態を解析。その結果に外気温や湿度などの環境情報を組み合わせ、約3秒で暑熱リスクを4段階に判定する。

AIが3秒でリスクを4段階評価

利用イメージ
利用イメージ 出典:ポーラメディカルプレスリリース

 体調変化の兆候を可視化することで、管理者が異変を把握する際の判断を支援する。最終的な体調確認や対応指示は管理者が担うものの、判定結果は管理画面から一元的に確認可能で、担当者の経験の違いや巡回タイミングによる対応のばらつきを抑える。

暑熱リスクの4段階評価イメージ
暑熱リスクの4段階評価イメージ 出典:ポーラメディカルプレスリリース
管理画面イメージ
管理画面イメージ 出典:ポーラメディカルプレスリリース

 ポーラメディカルは、2026年の暑熱期に全国5000超の現場での稼働を見込み、利用業種の約90%を建設業と製造業が占める。ここ最近の需要増を受け、部材調達や製造ラインを見直した他、在庫を拡充し、引き合いが集中する盛夏にも全国の現場へ製品を供給できる体制を整えた。

 2025年6月の改正労働安全衛生規則施行により、WBGT値28℃以上または気温31℃以上の環境で、連続1時間以上または1日4時間を超えて作業することが見込まれる場合、事業者には熱中症の重篤化を防ぐための体制整備などが求められるようになった。

 一方、建設業や製造業では、担当者による目視や声かけに暑熱対策を依存する現場もあり、管理者の経験や巡回頻度によって対応に差が生じることが課題となっている。

 客観的な指標でリスクを評価するAIカメラの導入は、こうした属人的な管理からの脱却を後押しする有効な手段となる。

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