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現場チャットを「情報ハブ」に 生成AIで過去のトークをナレッジ化する「directアシスタント」第8回 国際 建設・測量展

L is Bは、現場向けビジネスチャット「direct」を現場/本社/協力会社をつなぐ「現場DXの基盤」と位置付け、現場のあらゆる情報が集まる「情報ハブ」としての活用を提案する。AI機能「directアシスタント」などを活用し、現場に埋もれていた知見を組織全体のナレッジとして活用する仕組みの構築を目指す。

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 L is Bは「第8回 国際 建設・測量展(CSPI2026)」(会期:2026年6月17〜20日、幕張メッセ)に出展し、現場向けビジネスチャット「direct(ダイレクト)」を活用した現場DXを提案した。

 会場では生成AIがdirect上で業務を支援する「directアシスタント」を紹介した他、画像解析で工具の置き忘れを防止する「持ち込み工具チェックボット」のデモなどを実施。directを現場/本社/協力会社をつなぐ「現場DXの基盤」と位置付け、現場のあらゆる情報が集まる「現場業務の情報ハブ」としての活用を訴求した。


「direct」を現場業務の情報ハブとして活用することを提案 筆者撮影

 directは、建設/インフラ業界などの現場業務で活用されているビジネスチャットで、1万社を超える導入実績を持つ。文字やスタンプのやりとりに加え、写真/図面などのファイルやボイスメッセージを使って現場の状況をリアルタイムに共有できる。チャット機能の他、タスク/進捗管理、掲示板機能による社内の情報共有、日程調整機能などを用意。さらに、ゲストモードを使った協力会社との連携、「eYACHO」や「kintone」など外部システムともデータ連携する。

 担当者は「現場の仕事はコミュニケーションを起点に進む。directを単なるチャットツールではなく、現場業務に関わるさまざまな情報をつなぐハブとして活用してもらいたい」と説明する。

AI機能「directアシスタント」で過去のトークを組織のナレッジとして活用

 directに蓄積された情報をAIで活用する機能として、L is Bが2026年秋の正式リリースを予定しているのが、directから直接呼び出せるAI機能のdirectアシスタントだ。directに蓄積された膨大なトーク情報をAIが検索/解析/要約し、必要な回答を瞬時に提示することで、現場に埋もれていた知見を組織全体のナレッジとして活用できるようにする。

 キーワードが曖昧でも自然言語による指示で過去の発言を探し出すことができ、長いやりとりの内容も数秒で把握できる。過去の会話から安全管理に関する情報を抽出し、朝礼やKY(危険予知)活動の品質向上に役立てるなどの活用方法を想定している。

AI画像解析で工具の置き忘れをチェック

 会場では、画像解析技術を活用した持ち込み工具チェックボットも実演した。入退場時に工具を撮影してdirectから送信すると、AIが作業前後の画像を比較し、不足している工具がないか個数や種類を判別する。現場に持ち込んだ工具の置き忘れや紛失を退場前に防ぐ。


会場では「持ち込み工具チェックボット」のデモを実施

撮影した工具の内容を解析し、工具の種類や個数を確認する

 開発のきっかけは鉄道関連会社から寄せられた要望だった。鉄道工事では工具を線路などに置き忘れると事故につながる恐れがあるため、持ち込んだ工具を入退場時に確認しており、従来は紙のリストを使用していたという。

 持ち込み工具チェックボットは入退場時に工具の撮影/確認を作業者に促す仕組みを備え、確認漏れを防止。置き忘れを防ぐだけでなく、チェック表の作成や確認を済ませていない作業者への通知も簡単に行えるため、現場管理の手間削減と安全管理の精度向上にもつながる。

 持ち込み工具チェックボットは、L is Bが現場ごとの課題に応じて個別に設計/開発する「オーダーメイド型現場AIソリューション」の一例だ。課題のヒアリングから提案/設計、開発、導入、保守/運用までを一貫して手掛け、生成AIなどを活用した現場ごとの課題解決を支援する。

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