三井ホーム、木造校舎の新築工事に着手 最大28mスパンの木造トラス採用:木造/木質化
三井ホームは2026年6月30日、神奈川県横須賀市で、木躯体施工と二重床施工を担当する「秋谷葉山国際学園」の新築工事に着手した。全5棟の木造に関する施工を担当し、自社初となる最大約28メートルスパンの木造トラスを体育館に採用した。
三井ホームは2026年6月30日、神奈川県横須賀市で、木躯体施工と二重床施工を担当するインターナショナルスクール「秋谷葉山国際学園」の新築工事に着手したと発表した。全5棟の木造に関する施工を担当し、自社初となる最大約28メートルスパンの木造トラスを体育館に採用した。
秋谷葉山国際学園は、2027年8月の開校を予定するインターナショナルスクールで、体育館棟、小ホール/アトリエ棟、低学年棟、カフェ棟、守衛室の全5棟を木造で整備する計画だ。木造在来軸組工法と枠組壁工法を組み合わせたプロジェクトで、体育館には最大約28メートルスパンの木造トラスを採用し、木質感を生かした大空間を確保するとともに、高い耐震性能を備える。また、トラスに集成材ではなく一般流通製材を用い、コスト低減も図ったとしている。
約28メートルスパンの木造トラスは前例のない試みのため、木質トラス構造の共同研究を進めてきた秋田県立大学の協力を得て実証試験を実施した。2024年12月から2025年12月にかけて、長期的な荷重に対する変形を測定するクリープ試験と施工吊り上げ検証を行い、構造強度と施工安全性を確認した。
プロジェクトでは、木造平屋倉庫「スマート倉庫」の技術を応用した開口耐力壁の他、高強度の断熱構造材「ダブルシールドパネル」を採用する。校舎は木造あらわしのデザインで統一し、ソーラーパネル一体型ルーフによる次世代型太陽光システムを導入予定。
施設の建設地は神奈川県横須賀市湘南国際村で、設計監理は中川エリカ建築設計事務所、施工はキクシマが担当する。敷地面積は約2万6900平方メートル、建築面積は約3200平方メートル、延べ床面積は約3300平方メートル。工期は2026年5月から2027年7月までを予定している。
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