ゼネラル、高性能住宅の空調技術を検証 実証住宅2棟を建設:製品動向
ゼネラル研究所は、高性能住宅向けの空調/エネルギー技術を実環境で検証するため、本社敷地内に実証実験住宅2棟を建設した。同一条件下の住宅2棟で、空調や給湯に関する技術を比較評価する。
ゼネラル研究所は2026年7月15日、高性能住宅向けの空調/エネルギー技術を実環境で検証するため、神奈川県川崎市のゼネラル本社敷地内に実証実験住宅2棟を建設したと発表した。
実証実験住宅はそれぞれ、木造2階建て、4LDK、延べ床面積約114平方メートル。断熱等性能等級6の仕様とし、省エネ設備や太陽光発電も備える。同一条件下で空調や給湯に関する技術を比較、評価できる環境を整えた。
実証のテーマは、「住宅全体を実験フィールドにした新たな冷暖房技術の検証」「再エネを生かした住まい全体の省エネ」「外部との共創とパロマの技術との融合による新たな価値創出」の3つ。
冷暖房技術の検証では、冷暖房の方法や運転条件の違いによる室内の温度分布や空気の流れ、使用電力量などを分析し、空調機の運転が住宅全体に与える影響を評価する。ゼネラルのルームエアコン「ノクリア」を用いて、エアコンを単体の家電ではなく、住まいと一体の設備として捉えることで、新たなシステムの開発につなげる。
また、太陽光発電や地中熱などの再エネと蓄電池を組み合わせ、空調や給湯に使用することで、住宅全体のエネルギー消費を抑える仕組みを評価する。発電量や空調/給湯の運転状況も踏まえ、エネルギーマネジメントの最適化を目指す。
さらに、住宅メーカーや大学、研究機関との共同研究の場としても活用する予定だ。グループ会社であるパロマ製のハイブリッド給湯器やガスコンロ、床暖房パネルなども設置し、ゼネラルの空調技術と外部の知見、グループのノウハウを組み合わせることで、ヒートポンプとガスの併用など、新たな発想や価値の創出に挑戦する。
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