三井不レジが新販売拠点「新宿サロン」公開 AR内見などデジタル展示で見学と商談を分離:不動産テック(2/3 ページ)
三井不動産レジデンシャルは、複数物件の販売拠点「三井のすまい 新宿サロン」を2026年6月にリニューアルした。実寸の間取りを床面に投影し、家具を動かしながら広さや動線を確認できる「SCALE LABO」、3面大型LEDビジョンを備えた「VIRTUAL BOX」、案内専用デバイスなどのデジタル技術を多数導入。モデルルーム見学と商談を分け、顧客の利便性を高めるとともに、不動産営業社員の「土日祝定休」を実現する販売拠点の新たな運用モデルも検証する場にもなる。
シアターコーナーでは、住まい選びの視点や新宿サロンで体験できる内容を映像で紹介する。三井不動産レジデンシャルのブランドコンセプト「Life-styling×経年優化」の考え方も伝える内容となっている。
VIRTUAL BOXは最大幅約14メートル、奥行き約6メートルの3面大型LEDビジョンを壁と床に配置した没入型の映像体験空間だ。検討している物件の間取り図を実物大で平面や立面に表示できる他、外観、共用部、眺望などを高精細に映し出す。竣工前の物件でも、建物のデザインや共用空間、周辺環境をイメージしやすくする工夫を施している。
SCALE LABOは、購入を検討している住戸の実物大の間取りと家具レイアウトを体験できる展示スペースだ。天井に設置した4台のプロジェクターから床面に間取りを投影し、来場者はキャスター付きの家具を動かしながら、広さや家具配置を確認できる。従来のモデルルームでは再現しにくかった空間の広がりや家具を置いた場合の印象、動線を実物大で把握できる点が特徴となる。三井不動産レジデンシャルによると、モデルルームで間取りの実寸投影と可動式家具による住空間体験を導入する取り組みは業界初だという。
コンセプトルームでは、リビングダイニング、キッチン、洗面、浴室などを展示する。住宅設備、建具、フローリング、家具などの色味や質感、使い勝手を確認でき、入居後の暮らしを具体的にイメージしやすい。また、室内にはAIアプリを搭載した端末も置いてあり、見学中に気になった点をチャット形式で問い合わせられる。
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