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独自の揺れ制御で75kgの資材をラストワンマイル空輸、古河産業の吊り下げ式ドローン:Japan Drone 2026(2/2 ページ)
古河産業は、独自に開発した吊り下げ式大型ドローンを用いた最大85キロの資材運搬サービスを提供している。独自の揺れ制御技術や操縦引き継ぎのオペレーションを確立し、トラックが入れない山間部などの物流課題を解決する。
バン車両に積載可能で、風速15メートルにも耐える
EAGLE75のスペックは、6基のモーターを備え、機体サイズは3300×3300×870ミリ。翼を折りたためば1450×1450×870ミリにまでコンパクトに収納可能で、一般的なバン車両に2台積める。飛行速度は毎秒10メートルで、性能試験では最大毎秒15メートルの風速に耐え、小雨程度であれば運航に影響はない。
EAGLEシリーズとしては現在、最小ペイロード15キロから最大85キロまで、用途に応じた積載が可能な機種を豊富にラインアップしている。いずれもドローンWORKシステムのいわき内郷工場で機体を製造し、一部機種は福島県が認定して導入経費を補助する「メードインふくしまロボット」にも選定されている。
これまでに、電力会社の山の稜線に沿った鉄塔工事、高さのある土木の法面工事、林業の植林などで、最大5.5メートルの単管パイプや鋼板組立柱、ボーリング機材、危険物収納容器に入れた燃料、ポータブル地質調査機、太陽光パネルなどを運搬した実績を有する。
Japan Drone 2026の自社ブースでは参考展示として、EAGLE75を消防用にカスタマイズした「放水ドローン」も展示した。住宅密集地の火災や山火事の空中からの消火を目的としており、実証実験では高度20メートルまで上昇し、15メートル先まで放水したという。
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