タイ国防機関との実証も始動、テラ・ラボの1000kmを飛ぶ滑走路要らずのドローン:Japan Drone 2026(2/2 ページ)
テラ・ラボは、国内最大級のドローン展示会「Japan Drone 2026」で、滑走路不要で長距離飛行が可能な大型VTOLドローン「Terra Dolphin VTOL」などを披露した。航続距離1000キロを誇り、垂直に離着陸するVTOLのため、固定翼機の課題だった滑走路が不要となり、被災地へ即出動できる。
滞空20時間のMALE機と、移動式地上管制システム
同時展示したTerra Dolphin MALEは、中高度(Medium Altitude)と長時間滞空(Long Endurance)の頭文字を冠したコンセプトモデル。全長4600ミリ、全幅8000ミリとTerra Dolphin VTOLをさらに大型化し、高度約3000〜9000メートルを時速100〜250キロで最大20時間を連続飛行する。
また、ブースにはドローンの地上管制システム「Terra Ground Control System(GCS)」を搭載した移動式車両タイプ「TERRA Mobile」も出品した。
GCSは「リアルタイムで、すべてをつなぎ、すべてを見守る」をコンセプトに、各自治体から依頼された対象エリアを平時からドローンで調査し、解析データをクラウドに記録して共有するワンストップサービス。土地の起伏や災害リスクの高い場所の変化を常に空からモニタリングし、リスク予測に役立てる。取得した情報をリアルタイムで共有することで、災害時の初動対応や広域運用の迅速な意思決定を支援する。
搭載システムは、有人機のADS-B信号を受信して機体情報を表示する「管制システム」、ドローンのカメラ映像を確認できる「映像伝送システム」、観測機で取得したデータを3D解析する「3次元データ解析システム」、20キロワットを10時間以上発電して外部給電も可能な「発電システム」を備える。
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