作業現場の暑熱リスクをサイネージで直観的に把握 オフィスカゴ:安全衛生
オフィスカゴは、計測した暑さ指数データを建屋図面や見取り図上で可視化し、建設現場で「どこがどれくらい暑いのか」を直感的に共有できるサイネージコンテンツの提供を開始した。
オフィスカゴは2026年4月13日、リアルタイムデータ可視化表示システム「hoyahoya(ホヤホヤ)」と、大林グループのオーク情報システムが提供する環境モニタリングクラウド「SisMil(シスミル)」を連携させた新デジタルサイネージコンテンツ「プロット版 熱中対策情報 with SisMil」の提供を開始した。視覚による注意喚起で、作業者が暑熱リスクに気付きやすくする。
hoyahoyaは、API連携などを通じて取得した天気データやWBGTなどを、デジタルサイネージなどのディスプレイ向けにレイアウトし、リアルタイムに表示するコンテンツサービス。オフィスや公共施設、暑熱対策が求められる建設現場や工場、学校などに導入されている。SisMilは、温湿度と黒球温度を子機で自動計測し、親機を経由してクラウドへ送信。環境測定値を遠隔から一元管理できるモニタリングシステムだ。
新コンテンツは、SisMilのデータを、hoyahoyaにアップロードした図面画像上の座標情報と連携し、現場内の暑熱リスクを直感的に把握できるよう表示する。サイネージで常時掲示、自動更新されるため、運用の手間なく暑熱対策の強化につながる。
サイネージ上ではWBGT値に応じて「注意」「警戒」「厳重警戒」「危険」「極めて危険」といった危険レベルを色分け表示する他、気温31℃以上の地点にはアラートアイコンも表示する。
新コンテンツは、建屋図面や見取り図の画像データをアップロードし、画面上で計測点の座標を登録するだけというシンプルな仕組み。製造工場や物流倉庫、建設土木現場、公共施設、学校、商業施設のバックヤードなど幅広い施設での活用を想定している。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
熱中症対策:ワークマンが“マジ”で気温45℃対策に挑む EXILE監修のファン付きウェア、26年夏20万着販売へ
ワークマンは、都内でEXILE TAKAHIROさんがモデル/監修を務めるブランド「ZERO-STAGE」のファン付きウェア新CM発表会を開催した。従来のファン付きウェア特有の膨らみを抑制したスタイリッシュなデザインで、一般ユーザーへ普段使いの衣料品として普及を加速し、今夏20万着の販売を目指す。
安全衛生:安藤ハザマが山岳トンネル坑内の熱中症対策「冷却プロテクター」開発 26年5月から販売
安藤ハザマは、山岳トンネル坑内の熱中症対策として、PCMによる冷感機能をもつ「冷却プロテクター」を開発した。2026年5月から仙台銘板が販売を開始する。
AI:Teamsへ騒音や天候の異常を自動通知 BizStackが「みまわり伝書鳩」と連携
MODEは、建設業界向けアプリ群「BizStack Construction Apps」に「騒音振動検知」と「天候通知」の2アプリを追加した。現場のセンサーデータとカメラ映像を統合して可視化し、異常をチャットツールに自動通知。安全管理の高度化と働き方改革を強力に支援する。
産業動向:国交省、営繕工事の猛暑対策を拡充 被災地で働く長距離通勤者への支援も拡大
国土交通省は建設業の働き方改革の一環として、営繕工事の猛暑対策と被災地で働く労働者への支援を拡充した。
熱中症対策:“Made in Japan”の熱中症対策ウェアラブルウォッチ2026年5月発売、アイフォーカス
アイフォーカスは、熱中症対策のウェアラブルウォッチを2026年5月に発売する。クラウド基盤との連携で、熱中症発症前に現れるバイタル変化と、現場の暑さ指数を組み合わせて熱中症予測を管理者に知らせ、遠隔の見守りが可能になる。
安全衛生:鴻池組が酷暑対策ロードマップを策定 夏季連続休暇やWBGT33℃以上での作業中止など
鴻池組は、熱中症対策を強化するため、WBGT33℃以上での作業中止や連続休暇の導入などを盛り込んだ包括的な酷暑対策ロードマップを策定した。

