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平常時/非常時の両方で活用できる「フェーズフリーロボット」の共同研究を開始 清水建設など:ロボット
清水建設、三菱電機、早稲田大学は、平常時は製造や建設などの現場で、非常時には被災者支援などの用途で活用できる「フェーズフリーロボット」の研究開発を始める。
清水建設は2025年12月24日、三菱電機、早稲田大学と共同で、平常時は製造や建設などの現場で活用し、非常時には被災者検知や救援物資の配布/巡回などに転用できる「フェーズフリーロボット」の研究開発を開始すると発表した。
自然災害発生時の被災者支援などにロボットを活用するためには、平常時にも使える災害対応ロボットの社会実装が求められる。今回の研究開発では、平常時は製造や物流、建設、オフィス、介護福祉などで利用し、非常時は被災者検知や救援物資配布、巡回、清掃などの作業に活用できるロボットの開発を目指す。
早稲田大学がロボットのハードウェアとAIに関する要素技術の研究開発を担い、清水建設と三菱電機は事業活動を通じてロボット活用ソリューションの社会実装に取り組む。研究代表者は、早稲田大学 理工学術院教授 次世代ロボット研究機構長の菅野重樹氏が務める。
3者は今後、部分的な実装を含め、2027年度末までにフェーズフリーロボットの社会実装を目指す。
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