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「建設業の3割超がDXに未着手、8割超が受注機会損失のリスク」建設DX導入の実態調査:調査レポート(2/2 ページ)
ワールドコーポレーションは、建設業界のDX導入に関する実態調査の結果を発表した。その結果、約3割がDXに取り組んでいないとし、全社的に取り組んでいるのは約1割にとどまった。DXが進まない理由はICT人材の不足が最多で、その影響で8割超が受注機会損失のリスクを抱えていることが明らになった。
建設DXが進まない主要因は「人材不足」、3社に1社が受注を断った経験
DXが進まない要因としては、「DX推進人材の不足」が47.2%で最多。次いで「現場社員のICT/デジタルスキル不足」が40.5%。「現場社員のICT/デジタルスキル不足」と回答した層では、解消に向けた手段として54.4%が「社内育成」となった。一方で、68.3%がICT人材の育成を「難しい」とした。
人材育成が困難な理由は、「ICTを教えられる人材が社内にいない」(60.5%)や「現場が多忙で研修時間が確保できない」(53.2%)が多く挙がった。
ICT人材が確保できず、受注を断った経験がある企業は33.7%。さらに、今後その可能性があるとした回答も含めると、85.7%が受注機会の損失リスクを抱えていることが判明した。
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