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三菱電機の給湯機事業を支える群馬工場 エコキュート累計約260万台の生産ラインを見学製品動向(4/4 ページ)

三菱電機の給湯機事業を担う群馬工場では、エコキュートや電気温水器を中心とした給湯システムを製造している。2025年4月時点で累計生産台数は約700万台、エコキュートだけでも約260万台を達成する見込みだ。その製造ラインを間近に見れる視察会で、給湯機事業の歴史を振り返るとともに、実感型ショールーム「ユクリエ」で普及が進むエコキュートの最新機能を体感した。

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エコキュートの機能を体験できる「ユクリエ」

1964年に日本で初めて発売した日本初深夜電力利用電気温水器(落下式)
1964年に日本で初めて発売した日本初深夜電力利用電気温水器(落下式)

 実感型ショールーム「ユクリエ」では、三菱電機製給湯機の50年にわたる歴史を当時の実機とともに振り返れる。最新型のエコキュートを実機も展示するとともに、「ポキポキモーター」「冷媒配管」「サーモジャケットタンク」「バブルおそうじ」「キラリユキープPLUS」といったエコキュートの各種機能を実感できるデモ設備も設置している。

最新型エコキュートの実機展示
最新型エコキュートの実機展示
製品の内部まで見える特殊構造とともに、仕組みを分かりやすく解説
製品の内部まで見える特殊構造とともに、仕組みを分かりやすく解説

 見学会では、各機能の解説だけでなく、口紅の汚れをプレートに塗り、マイクロバブルの有り/無しで洗浄度合いを検証したり、「パカっとハンドル」を操作して災害時の排水を再現したり、スマホ画面と連動させたMyMUの操作を行ったりと、多彩なデモを実施した。

 また、ユクリエには天気予報をもとにした太陽光発電システムとの連携で、昼間の余剰電力を有効活用する「お天気リンクEZ」、浴槽に足を運ばなくてもお湯はりと同時に浴室暖房を運転する「あったかリンク」など、一般層向けソリューションを訴求するスペースも設けている。

(左)マイクロバブルの有無によって、汚れの落ち方は大きく変化、(右)「パカっとハンドル」をその場で操作し、断水時の採水を疑似体験
「お天気リンクEZ」や「あったかリンク」など、一般層に向けたソリューションも多数提案
「お天気リンクEZ」や「あったかリンク」など、一般層に向けたソリューションも多数提案
群馬工場の本社棟
群馬工場の本社棟

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