ニュース
AIとの対話だけでオリジナル地図を作成 ゼンリンがデモサイト公開:GIS
ゼンリンデータコムは、ゼンリングループが所有する地図データをベースに、AIとの対話だけでオリジナルデザイン地図を簡単に作成できるデモサイト「デザイン地図AI」を公開した。
ゼンリンデータコムは、ゼンリングループが所有する地図データとAIを活用し、オリジナルデザイン地図を簡単に作成できるデモサイト「デザイン地図AI」を2025年3月25日に公開した。
デザイン地図AIは誰でも無償利用可能で、イベント開催時の会場へのアクセスマップや店舗などの案内マップ作成時などに役立つ。
デザイン地図AIは、AIとの自然言語での対話による簡単な編集操作でオリジナル地図を作成できる。編集に必要な情報をAIが把握しているため、難しい操作は必要ない。
ゼンリンが整備している細かい要素に対してカスタマイズ可能なため、指定した施設をピンポイントで目立たせたり、地図背景のカラーを変更したり、指定した施設などを削除したりなどにも対応している。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
Japan Drone 2024:スマホとアンテナで建設現場をcm単位で点群データ化 国交省の要領にも準じた「PIX4Dcatch RTK」
膨大な「点」の集合体で構成される点群データは、測量や建築の手法を変革するポテンシャルを持っている。しかし、ファーストステップとなるデータ取得のハードルが高く、なかなか参入に踏み切れない建設会社は多い。ドローンを飛ばすには資格を持った操縦者が必要だし、まともに使えるまでのデータ処理にはオルソ化などの専門知識と高性能PCも必要だ。Pix4Dが提案する新しい測量方法「PIX4Dcatch RTK」は、そうした悩みを抱えるユーザーでもスマホで手軽に使える3D点群データ化のソリューションだ。GIS:BIM/CIMやPLATEAUの需要で、パスコが直下視7.5cm解像度の位置情報含む3Dデータ提供
パスコは、BIM/CIMや国土交通省が主導する都市の3Dモデル化「Project PLATEAU」などで、リアルなシミュレーションに使えるフルテクスチャー付き3Dモデルデータの提供を開始する。初弾は関東の一部エリアのデータを対象とし、順次日本全国に拡大していく。BIM/CIM:BIM/CIM人材確保でインドネシア私大学生に来日就業支援、2027年度末までに1000人規模へ
ヒューマンリソシアは日本で不足するBIM/CIM人材の確保を目的に、インドネシアのパラヒャンガンカトリック大学の学生を対象に、日本語教育と日本での就業支援を包括して提供するプログラムを開始する。2027年度末までにグローバルでプログラムを水平展開し、建設業向けのエンジニア派遣1000人体制を目指す。GIS:人工衛星を街づくりに活用 三菱地所設計が開発余地を3D化した「容積充足率マップ」公開
三菱地所設計とRESTECは、人工衛星のセンサーで地表を観測したデータをもとに、現況建物の容積率が指定容積率に対して何%かを可視化する「容積充足率マップ」を公開した。建設ICTで切り拓く、現場の安全衛生と生産性の向上(7):建設DX実現までの指標となる“変革レベル”と、可能性を秘める生成AI【最終回】
連載最終回となる今回は、建設DXをどう進めていけばいいか分からない人の助けとなる“変革レベル”と、DXの要素技術として昨今注目を集めている生成AIについて解説します。メンテナンス・レジリエンスTOKYO2024:点群からタグ付きのローカル3D地図を作成 コムエッジの「Com's Mapper 3D」
コムエッジの「Com's Mapper 3D」は、GIS関連サービスのCom's Mapperシリーズの1つ。3Dスキャナーなどで取得した点群を用い、特定範囲を3Dマップ化するソリューションで、作成した地図にタグを付与することで管理台帳にも使える。