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JR東海が遠隔臨場にセーフィーのクラウドカメラ活用、鉄道工事で業務効率化導入事例

JR東海はセーフィーのクラウドカメラシステムを導入し、遠隔地にある工事現場の管理業務で、移動時間とコミュニケーションコストの削減を実現した。

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 セーフィーは2024年11月20日、JR東海にクラウドカメラシステム「Safie(セーフィー)」が採用され、遠隔地の工事現場管理において移動時間とコミュニケーションコストの削減に成功したと発表した。

「Safie」活用イメージ
「Safie」活用イメージ  出典:セーフィープレスリリース

クラウドカメラの活用により安全/進捗管理業務が効率化

 JR東海は建設現場で10年以上にわたり従来型のカメラを運用してきたが、本格的に普及し始めたクラウドカメラの利点に着目。特に本社から片道3〜4時間を要する山間部の現場で、遠隔での状況確認が可能になることから、2022年にセーフィーのサービスを採用。固定カメラとして現場環境や工事の特性に合わせて広角撮影できる「Safie GO (セーフィー ゴー) 180」や、遠隔でパンチルトズーム(PTZ)の操作が可能な「Safie GO PTZ」、橋梁(きょうりょう)架設や線路切換え工事の現場確認を想定してウェアラブルクラウドカメラの「Safie Pocket(セーフィー ポケット)シリーズ」を導入した。

 検討段階で、事前にデモ機でのトライアルを実施。タブレットでの視認性、ビュワーのUI、山間部での通信性能や夜間撮影の性能など現場での使いやすさを確認した。

 導入後は本社と複数の現場との遠隔臨場を実施し、工事品質を落とすことなく、時間と費用の両面で移動コストを圧縮。移動時間の削減により業務効率も上がった。また、ライブ映像を見ながらやりとりすることで即座に認識を合わせることができ、安全性や作業効率を向上。リアルタイム映像や振り返り視聴映像を活用することで、現場監理の精度向上にもつながった。今後は、リアルな工事映像を教育資料に活用する取り組みなども想定している。

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