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「i-Construction2.0」を国交省が発表、2040年に建設現場の生産性1.5倍へ:スマートコンストラクション(1/2 ページ)
国土交通省は、建設現場での施工の自動化や省人化技術の導入に向けた対策をまとめた「i-Construction2.0」を公表した。オートメーション化の推進により、2040年度までに建設現場で3割の省人化を実現し、生産性を1.5倍に引き上げることを目標に掲げた。
国土交通省は2024年4月16日、建設現場の生産性向上の取り組みを加速するため、施工の自動化や省人化技術の導入に向けた対策をまとめた「i-Construction(アイコンストラクション)2.0」を公表した。オートメーション化の推進により、2040年度までに建設現場で3割の省人化を実現し、生産性を1.5倍に引き上げることを目指す。
i-Construction2.0は、「施工のオートメーション化」「データ連携のオートメーション化」「施工管理のオートメーション化」を3本の柱に据え、少人数で安全かつ快適な環境で働くことができる、生産性の高い建設現場の実現を目指す。今後、それぞれの取り組みについて詳細なロードマップを作成し、国以外の発注者、管理者や関係団体とも連携を図りながら、取り組みを進めていく。
国土交通大臣 斉藤鉄夫氏は同日の記者会見で、「(i-Construction2.0の取り組みを通して)2040年度までに生産性1.5倍に向上させることで『給与』が良い、『休暇』が取れ、『希望』が持てるという新3Kの建設現場を実現していく。i-Construction2.0はこれからの建設現場を変えていく大きな要素を持っている。強い決意でぜひとも進めていきたい」と述べた。
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