「赤坂」駅直結で40階建てオフィスと劇場含む18階建て2棟が2028年誕生、三菱地所とTBS:プロジェクト(1/2 ページ)
三菱地所とTBSホールディングスが計画する赤坂二丁目と六丁目の一体再開発が、本格始動する。高さ207メートルの40階建て高層ビルと、劇場やホール、ホテルから成る18階建ての2棟で街区を構成し、2028年3月末の完成を目指す。
三菱地所とTBSホールディングスは、2021年11月に国家戦略特別区域の認定を受けた「赤坂二・六丁目地区開発計画」新築工事に2024年3月13日、起工式を執り行い本格着手した。
プロジェクトは、総合コンテンツ企業のTBSが赤坂でコンテンツを発信し続けてきた街の系譜を承継/昇華させる“赤坂エンタテインメント・シティー”をビジョンに掲げ、劇場とホールを新たに整備し、エンタテインメント関連企業やクリエイターが集うインキュベーション施設を設けるなど、世界に向け最高のコンテンツを届ける拠点を目指す。
「赤坂」駅に直結する交流の場となる4900m2の広場を整備
計画では、東京メトロ「赤坂」駅前にあたるエリアを赤坂二丁目の東街区と、赤坂六丁目の西街区に分割し、それぞれで高層ビルを建設。東街区の東棟は、S造一部SRC造の地下4階/地上40階(塔屋1階)建て、敷地面積8761.70平方メートルのうち建築面積は5289.98平方メートルで、延べ床面積は16万7642.59平方メートル。設計は三菱地所設計、施工は鹿島建設で、2028年3月末の竣工を目指す。建物竣工後は、一部外構工事を実施し、全体の完成は2028年10月末の予定。
西街区に建てるホテルや劇場が入る西棟は、S造一部SRC造の地下3階/地上18階(塔屋2階)建て、敷地面積5415.06平方メートルのうち、建築面積4015.11平方メートルで、延べ床面積3万8143.02平方メートル。設計は全体が三菱地所設計、ホテルが観光企画設計社、劇場とホールは久米設計で、完成は2028年3月末の見通し。
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