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「キッザニア東京」で建機の開発を体験、コマツがパビリオンをオープン産業動向(1/2 ページ)

コマツは子どもの職業体験施設「キッザニア東京」に、建設機械の開発を体験できるパビリオン「建設機械開発センター」をオープンした。パビリオンでは、来場者が建設機械開発者となり、シミュレーターを使用した機体の開発と検証を体験する。職業体験を通じて子ども達に建設機械や技術に興味を持ってもらい、開発の面白さや答えを見つけ出す楽しさを体験してもらうのが狙いだ。

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 小松製作所(コマツ)は2024年3月19日、東京都江東区豊洲二丁目の子どもの職業体験施設「キッザニア東京」に、建設機械の開発を体験できるパビリオン「建設機械開発センター」をオープンした。同日に開催したオープニングイベントに出席したコマツ 常務執行役員 本多孝一氏は「パビリオンでの職業体験を通して、建設機械の面白さや楽しさに加え、挑戦することの素晴らしさを知ってもらいたい」と話した。

(左から)オープニングセレモニー登壇したKCJ GROUP 代表取締役社長 圓谷道成氏、なかやまきんに君、毎田暖乃さん、コマツ 常務執行役員 本多孝一氏
(左から)オープニングセレモニー登壇したKCJ GROUP 代表取締役社長 圓谷道成氏、なかやまきんに君さん、毎田暖乃さん、コマツ 常務執行役員 本多孝一氏 筆者撮影

建設機械開発者の仕事を体験 運転操作のシミュレーションも

建設機械開発センターの外観
建設機械開発センターの外観

 建設機械開発センターでは、子どもたちが建設機械開発者として、シミュレーターを使用した建設機械の開発と検証を行う。約30分の職業体験を通じて開発の面白さや答えを見つけ出す楽しさを伝えるとともに、建設機械や技術に興味を持ってもらうことを目指している。

 参加者には専用のユニフォームを貸し出す。まずは大型モニターを使って建設機械の社会での役割や種類などについて学び、その後、乾地や軟弱地などの現場特性に適した建設機械を開発。シミュレーターを使用して建設機械を運転し、効果の検証まで行う。対象の建設機械は油圧ショベルまたはブルドーザーで、交互に運営する。

まずは建設機械の役割や種類などを学ぶ
まずは建設機械の役割や種類などを学ぶ
シミュレーターを使用して運転操作を体験し、効果を検証する
シミュレーターを使用して運転操作を体験し、効果を検証する

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