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空港の課題に異業種連携で挑む研究開発拠点「Terminal.0 HANEDA」が開業:スマート化(1/3 ページ)
日本空港ビルデングは羽田空港隣接地に、空港が抱える課題に異業種連携で挑む研究開発拠点「Terminal.0 HANEDA」を開業した。空港を主要テーマとした研究開発と実証実験を行う拠点として課題解決に向けたオープンイノベーションを促進する。将来はterminal.0 HANEDAで開発した技術を実際の空港に実装することを目指す。
日本空港ビルデングは2024年2月28日、羽田空港隣接地に、空港が抱える課題に異業種連携で挑む研究開発拠点「Terminal.0 HANEDA(ターミナル・ゼロ・ハネダ、以下、Terminal.0)」を開業した。空港を主要テーマとした研究開発と実証実験を行うための拠点として整備し、今後、業界や業種を超えたオープンイノベーションを促進していく。将来はTerminal.0で開発したソリューションの空港への実装を目指す。
3つの機能で研究開発を推進
Terminal.0は、羽田空港隣接地の大規模複合施設「HANEDA INNOVATION CITY(ハネダイノーベーションシティ)」内に開設した企業参加型のコワーキングスペースだ。京浜急行電鉄と東京モノレールの「天空橋」駅に直結している。面積は1765平方メートルで、企業ブース12室、会議室4室、個室ブース7室から成る。合計席数は200席。羽田イノベーションシティZONE Cの4階層のうち、2階と3階の2フロアに整備した。
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