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渋谷駅隣接の複合施設「Shibuya Sakura Stage」が竣工、順次開業へ:プロジェクト
東急不動産が渋谷駅周辺再開発の一環として建設していた複合施設「Shibuya Sakura Stage(渋谷サクラステージ)」が竣工した。
東急不動産により「渋谷」駅周辺再開発の一環として建設を進めていた複合施設「Shibuya Sakura Stage(渋谷サクラステージ)」が2023年11月230日に竣工し、以後、順次開業する。
Shibuya Sakura Stageは、渋谷駅に隣接しており、オフィスの賃貸面積が約10万平方メートルに達している。東急不動産の発表によると、渋谷駅周辺再開発において最大級だという。
渋谷駅中心地区で唯一、住宅も整備している(ブランズ渋谷桜丘)。低層階は商業施設向けとなっており、約1万5200平方メートルの店舗面積(100店舗超)を有している。
施設で働く従業員や居住者には、国際医療施設や子育て支援施設、サービスアパートメントといった施設も用意する。加えて、同社が所有する区画において、光伝送網規格「APN IOWN1.0」を2023年12月11日より導入する予定だ。
施設の立ち上げにより、桜丘エリアで課題となっていた「まちの分断」、渋谷の特徴にもなっている「谷地形」などを解決する歩行者ネットワークも整うこととなる。多くの店舗が開業する2024年7月26日には、街びらきイベントも計画している。
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