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ダイキン工業が遠赤外線と温風を組み合わせた暖房機「ハイブリッドセラムヒート」を発売:BAS(2/2 ページ)
ダイキン工業は、遠赤外線暖房機「ハイブリッドセラムヒート」を発売した。体を芯から暖めて持続性のある遠赤外線と、温風を素早く吹き出し、広範囲を暖める機能を組み合わせた製品だ。
消費電力を抑制する機能も
安全面では、「チャイルドロック」「二重転倒OFF機能」に加え、ヒーターが高温のときは前面パネルを自動ロックして高温ヒーターに触れるのを防ぐ「パネルロック機能」を実装した。
さらに、ハイブリッド自動運転または輻射運転で、他の暖房器具と一緒に使用した際、室温が約22度に到達すると、自動で遠赤外線の出力を抑え、消費電力を約27%抑制し、吹出温度が80度を超えると温風の出力を抑える機能も備わっている。
消し忘れ防止にもなり、無駄を低減する人感センサーモード、暖かさをそのままに消費電力を約15%削減するリズムモードなども装着している。
本体デザインは、暖炉型のシルエットで暖かさを表現し、色はダークグレーで、リビングなどのくつろぎの空間やホテルのラウンジなど上質な空間にも調和し、高級感を演出する。
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