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IoTチェアや日本各地の風を再現する空調機など、“未来のオフィス空間づくり”を目指す実証の場が開業屋内空間データの協創プラットフォーム(1/4 ページ)

オカムラ、ダイキン、パナソニックら9社は、未来のオフィス空間づくりを目的に、IoTを使った空調、照明、セキュリティなど、最先端サービスの実証実験を行う会員型コワーキングスペース「point 0 marunouchi」を東京・丸の内にオープンさせた。

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 東京駅前の丸の内2丁目ビルに、複数の企業が実証実験を行う会員型コワーキングスペース「point 0 marunouchi(ポイントゼロ マルノウチ)」が2019年7月16日に開業した。

各社の最新IoT空間ソリューションを23件導入

「point 0 marunouchi」の内観
「point 0 marunouchi」の内観

 point 0 marunouchiは、空間データの協創プラットフォーム「CRESNECT(クレスネクト)」の第1弾プロジェクト「未来のオフィス空間」を実現していくための会員型コワーキングスペース。CRESNECTでは、空調、照明、セキュリティといった設備ネットワークと、人の生体情報、環境センシングを組み合わせた空間IoTネットワーク、勤怠や入退室の管理などのITインフラといった、空間に関わるさまざまなデータを収集し分析する“オープン空間データベースプラットフォーム”を構築し、オフィス空間の新たなサービスの創出を目指している。


CRESNECTの全体コンセプト

 point 0 marunouchiの参画企業は現在のところ、オカムラ、パナソニック、ダイキン工業、東京海上日動火災保険、ライオン、MyCity、アサヒビール、TOA、TOTOの9社。このオフィスでは、各社が保有する最新の技術やデータ、ノウハウを融合させ、AIやIoTを駆使した計23件(2019年7月8日現在)の空間コンテンツを試験的に導入している。新しい空間機能をオフィスワーカーに体感してもらい検証することで、健康かつ快適に働ける次世代のオフィスづくりに役立てる。


現在9社がパートナーシップに

クライン・ダイサム・アーキテクツも加わった共同説明会でのフォトセッション

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