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建設業界の「勤怠管理システム」導入状況を調査 「従業員の使いやすさ重視」が6割超調査レポート(2/2 ページ)

建設業特化のIT製品やSaasの比較メディア「現場TECH」は、建設業界で勤怠管理システムの導入状況を把握するため、建設業従事者202人を対象にWebアンケートを実施した。

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導入目的は「ペーパーレス化」が約半数

 設問2では、設問1で導入済み、または導入を検討していると回答した134人に、勤怠管理システムの導入目的について質問した。回答が一番集まったのが、「ペーパーレス化」で47.7%。次に「勤務時間のリアルタイム把握」で46.2%だった。

 建設業界の特徴として、見積もり、発注、契約など業者間における書類の受け渡し、図面や検査資料といった大量のデータが必要とされるという点が挙げられる。また、直行/直帰や現場移動が多いため、正確な勤怠時間の把握が難しいのが実情だ。こうした建設業界ならではの課題解決策として、勤怠管理システムを導入する企業が多いことが分かる結果となった。

 設問3では、勤怠管理システム導入時に重視するポイントをヒアリング。「従業員が使いやすいか」が最多の64.9%。ITツール全般に言えるが、やはり導入後に浸透するか、推進する人材がいるかは、課題になっていると考えられる。

 「月額料金」の46.0%、「初期コスト」の37.1%と続き、料金面も選ぶポイントとになっているとうかがえる。

建設業における勤怠管理システムの導入状況に関するアンケート概要

 集計期間:2023年9月5〜8日

 調査方法:Webアンケート

 有効回答者数:202人

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