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「ビッグモーター」9店舗で除草剤を検出 国交省が街路樹枯死を調査産業動向

国土交通省は、ビッグモーター店舗前の街路樹が枯れた問題で、国道沿いの店舗を対象に土壌に除草剤が使われたかを調査した。

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 国土交通省 道路局国道・技術課は2023年9月13日、直轄国道を対象に、ビッグモーター店舗前の街路樹で枯死の発生が確認された箇所の土壌調査の結果を公表した。

 調査結果によると、店舗前の街路樹に枯死の発生が確認された10店舗のうち8店舗と、追加1店舗で、除草剤成分(グリホサートなど)が検出されたという。除草剤が確認された店舗は次の通り。

  • 福井店前(国道8号) ★福井県福井市大土呂付近
  • 越前店前(国道8号) ★福井県越前市塚町付近
  • 松本店前(国道19号) 長野県松本市渚2丁目付近
  • 高松国分寺店前(国道11号) 香川県高松市国分寺町付近
  • 平井店前(国道11号) ★愛媛県松山市平井町付近
  • 松前店前(国道56号) ★愛媛県伊予市下吾川付近
  • 飯塚店前(国道201号) ★福岡県飯塚市堀池字古川付近
  • 多良見店前(国道34号) 長崎県諫早市多良見町市布付近
  • 宇部店前(国道190号) ★山口県宇部市東須恵付近

★9月12日までにビッグモーターから除草剤使用等の連絡があった店舗

 国土交通省では今回、除草剤成分が検出された箇所について、所轄の警察署に被害届を提出するという。今後、上記の箇所は、国の方で適切に原状回復を行い、原因者が特定されれば、損害賠償を請求する予定としている。


編集部撮影

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