「麻布台ヒルズ」の全貌を徹底解剖 高さ日本一330mの“森JPタワー”を含む、延べ86.1万m2の街が11月開業:あべのハルカスを抜き日本一の超高層ビルが誕生(6/7 ページ)
日本一の超高層ビル「森JPタワー」を含む「麻布台ヒルズ」が、2023年11月24日にグランドオープンする。街全体の総延べ床面積は約86.1万平方メートルを誇り、オフィス総貸室面積は約21.4万平方メートルで数約2万人が働き、居住者数も約3500人と、いずれも六本木ヒルズの規模に匹敵し、これまでに森ビルが手掛けてきた都市再生事業の中でも最大のプロジェクトとなる。
森JPタワー最上部には、91の高級邸宅「アマンレジデンス東京」
住居スペースは、麻布台ヒルズ森JPタワーの54〜64階、レジデンスAの14〜53階、レジデンスBの6〜64階、ガーデンプラザの6〜8階にそれぞれ配し、総戸数は約1400戸、専有面積は約18万2800平方メートルで、居住者数は約3500人となる見通し。
森JPタワー最上部に位置する「アマンレジデンス東京」は、ラグジュアリーリゾートを手掛けるアマンと組んだ91邸のレジデンス。約1400平方メートルの専用アマンスパを含む、共用施設とサービスを提供し、卓越したデザインとプライバシーの守られた環境を配慮して設計された邸宅は、専用エレベーターロビーから各住戸にアクセスできる。
レジデンスAには、14〜53階に計320戸。2層吹き抜けのリビングルームやプール付きなど、ゆとりと解放感のある住空間とし、1〜13階に位置するアマンの新ブランドホテル「ジャヌ東京」と連携したホテルサービスも用意している。
レジデンスBは、6〜64階の計970戸。約30平方メートルのコンパクトなサイズから、400平方メートルまでの各種住戸をそろえ、13〜18階に位置する168戸は、短期滞在ニーズにも対応する家具付き短期賃貸「サービスアパートメント」として運営する。
ガーデンプラザの6〜8階には、「麻布台ヒルズガーデンプラザレジデンス」計31戸とし、ヘザウィック・スタジオが手掛けるユニークなランドスケープの中にある「麻布台ヒルズ」で唯一の低層住宅となっている。
街全体で店舗面積約2.3万m2、中央広場地下に「麻布台ヒルズ マーケット」が誕生
商業施設は、街全体で店舗面積は約2万3000平方メートルで、約150店舗の大規模な商業ゾーンが広がる。約6000平方メートルの中央広場地下には、約4000平方メートルに日本を代表する食品専門の31店舗の「麻布台ヒルズ マーケット」が誕生。
ガーデンプラザは地下1〜地上2階で計80店舗。地下1階は「神谷町」駅と地下で直結し、街の玄関口には、カジュアルながら高品質な個性あふれるレストラン、フレッシュな素材をその場で楽しめるカフェやスイーツ専門店の名店が出店する。
他にも、タワープラザの低層部には、ライフスタイル、ファッション、飲食、ウェルネスまで、ワンストップで楽しめる計59店舗、麻布台ヒルズレジデンスA/Bに計12店舗、ガーデンプラザ路面店としてハイブランドファッションの10店舗がテナント入居する。
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