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「麻布台ヒルズ」の全貌を徹底解剖 高さ日本一330mの“森JPタワー”を含む、延べ86.1万m2の街が11月開業あべのハルカスを抜き日本一の超高層ビルが誕生(5/7 ページ)

日本一の超高層ビル「森JPタワー」を含む「麻布台ヒルズ」が、2023年11月24日にグランドオープンする。街全体の総延べ床面積は約86.1万平方メートルを誇り、オフィス総貸室面積は約21.4万平方メートルで数約2万人が働き、居住者数も約3500人と、いずれも六本木ヒルズの規模に匹敵し、これまでに森ビルが手掛けてきた都市再生事業の中でも最大のプロジェクトとなる。

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街全体で総貸室面積約21.4万m2のオフィス

 ワークプレースに関しては、街全体で総貸室面積は約21万4500平方メートル。「麻布台ヒルズ森JPタワー」の7〜52階(貸室面積約20万4600平方メートル)を中心に、「ガーデンプラザB」3〜5階(貸室面積約4200平方メートル)、「麻布台ヒルズレジデンスB」3〜5階(貸室面積約5700平方メートル)から成り、計約2万人の想定就業者を見込む。

公開されたオフィスフロア
公開されたオフィスフロア
オフィスフロアからの眺望
オフィスフロアからの眺望 提供:麻布台ヒルズPR事務局

 このうち、麻布台ヒルズ森JPタワーの基準階の貸室面積は約4800平方メートルで、国内最大級のフロアプレートを有し、グローバル企業の多様なニーズに応える国際水準のオフィスとなる。

 麻布台ヒルズ森JPタワーの33〜34階に整備する約3300平方メートルの「ヒルズハウス」は、入居企業とその従業員が、街全体をワークプレースとして使うための施設。企業の垣根を超えてワーカーが集うクラブハウスとしての「場」と、街の機能やサービスをカスタマイズできる「仕掛け」は、街と企業が連携して理想的な働き方を模索し、企業間のマッチングやアイデアを生み出す。

ヒルズハウスのメンバーズラウンジ
ヒルズハウスのメンバーズラウンジ 提供:麻布台ヒルズPR事務局

 ガーデンプラザBの4〜5階に位置する「Tokyo Venture Capital Hub」は、日本初の大規模なベンチャーキャピタル(VC)の集積拠点。日本のVC業界をけん引する独立系VC、日本の大企業を母体とするコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)など合計約70社が集う。約3600平方メートルのエリアは、オフィス区画だけでなく、多くのCVCも参画できるようにコワークエリアを設けている。

「Tokyo Venture Capital Hub」のイメージ
「Tokyo Venture Capital Hub」のイメージ 提供:麻布台ヒルズPR事務局

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