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メーカーが異なる複数台のロボットを連携管理、システムの有効性を確認ロボット

鹿島建設は、大規模複合施設「HANEDA INNOVATION CITY」にて、メーカーが異なるロボットの複数台導入時に必要となる基盤システムの実証実験を実施し、有効性を確認した。

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 鹿島建設は2023年5月11日、大規模複合施設「HANEDA INNOVATION CITY」にて、メーカーが異なるロボットの複数台導入時に必要となる基盤システムの実証実験を実施し、有効性を確認したと発表した。

 同システムは、ロボット同士の連携機能、ロボットとエレベーターとの連携機能、ロボットの統合管制システムで構成される。

 ロボット同士の連携機能とは、メーカーにより異なる制御システムを有する複数台のロボットの情報を集約し、各ロボットに指示することでロボットを連携制御するものだ。同一施設内を走行するロボットの配送能力向上や衝突防止に寄与する。

 ロボットとエレベーターとの連携機能は、各種ロボットによるメーカーが異なる複数台のエレベーターへのスムーズな乗降を可能とする。

 ロボットの統合管制システムは、各ロボットの状況をモニタリングし、システムエラーなどが発生した際に施設管理者へ通知するものとなっている。

 これらの機能を用いることで、各ロボットが上下階の移動を含めて同一施設内で自由に走行できる環境や、各ロボットを一元管理できる体制を構築できる。

 同社は今後、同システムの本格実装に向けて機能を拡充するとともに、他の大規模施設などへの展開を図る。

基盤システムのイメージ
基盤システムのイメージ 出典:鹿島プレスリリース

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