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移動式住宅の実証実験に屋根と壁の一体型太陽光パネルを技術提供:省エネ
モノクロームは、MUJI HOUSEが開始する「インフラゼロでも暮らせる家」の実証実験に参画する。モノクロームの屋根一体型太陽光パネル「Roof-1」を屋根と壁の一体型太陽光パネルとして技術提供する。
モノクロームは2023年3月、MUJI HOUSEが開始する「インフラゼロでも暮らせる家」の実証実験に参画すると発表した。モノクロームは、同社の屋根一体型太陽光パネル「Roof-1」を屋根と壁の一体型太陽光パネルとして技術提供する。
Roof-1は、独自の特殊加工を用いることで太陽光発電モジュール全体が黒色となっている。黒色の金属屋根と一体化することで、一見太陽光パネルと分からないような見た目が特長だ。モノクロームは、Roof-1の一般販売を2023年3月に開始する。
同社は今回、Roof-1を屋根に加えて壁にも用いた一体型太陽光パネルとし、MUJI HOUSEの実証実験に技術提供する。2024年の実用化を目標としている。
MUJI HOUSEが開始する移動式住宅の実証実験「ゼロ・プロジェクト」は、従来のライフラインにエネルギーや生活水などを依存しない自給自足型のモバイルユニットを移設して組み合わせ、インフラが整わない場所でも暮らせる住宅を目指すものとなっている。
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