ニュース
愛知県扶桑町に三菱商事都市開発の延べ4.3m2マルチテナント型物流施設が着工:ロジスティクス
三菱商事都市開発は、愛知県丹羽郡扶桑町でマルチテナント型物流施設「(仮称)愛知県扶桑町物流施設計画」の新築工事に着手した。
三菱商事都市開発は2023年4月3日、愛知県丹羽郡扶桑町にてマルチテナント型物流施設「(仮称)愛知県扶桑町物流施設計画」の新築工事に着手したと発表した。竣工は2024年春の予定。
2層ボックスタイプで保管型と通過型のどちらにも対応する物流施設
計画地は、名神高速や東名高速の起終点「小牧IC」と東海北陸自動車道「岐阜各務原IC」の2つのICと3つの高速道路を利用可能で、関東や北陸、関西エリアへの広域配送拠点ニーズに対応し、中部エリアの重要な基幹拠点を担える立地。周辺には、愛知県の主要幹線道路の国道41号線(名濃バイパス)や滋賀と岐阜を結ぶ国道21号線が走り、東海エリア向けの地域型配送拠点としても見込める。
新施設の設計と施工は日鉄エンジニアリングが担当し、構造と規模はS造地上2階建てで、延べ床面積は約4万3700平方メートル。1階は両面バースを採用し、2層ボックスタイプで、保管型や通過型など、さまざまな利用方法に対して柔軟に対応する建物計画となっている。加えて、分割可能な計画とすることで、多様な規模のテナントニーズにも応じられる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 兵庫県姫路市で延べ3.6万m2の物流施設が全面稼働、三菱電機ロジスティクス
三菱電機ロジスティクスは、兵庫県姫路市広畑区で開発を進めていた物流施設「広畑グローバルロジスティクスセンター」が2021年8月2日に竣工したことを公表した。広畑グローバルロジスティクスセンターへの投資額は土地賃貸借込みで約88億円。 - ベトナムに物流拠点「ディーアンロジスティクスセンター」を開設、大和物流
大和物流は、ベトナムの現地法人Daiwa Logistics Vietnamを通じ、物流拠点「ディーアンロジスティクスセンター」を開設した。大和物流がベトナムで物流施設を開設するのは2件目で、2023年度中にベトナム北部でも物流施設を開業し、累計で自社運営の物流施設を3拠点、延床面積を約1万2000平方メートルに拡大する考えだ。 - 大林組が建設現場の資材搬送を自律化するロジスティクスシステムを開発
大林組は、AGVとエレベーターを連携して制御し、階数を問わずに建設資材の自律的搬送を可能とするロジスティクスシステムを開発した。作業員の負担軽減と安全な自律ロジスティクスを両立できる技術として、建設現場への導入を進めていく。 - 大阪府八尾市で延べ5.4万m2のJP楽天ロジスティクス専用物流施設が着工、日本GLP
日本GLPは、大阪府八尾市で開発を進めていた物流施設「GLP八尾I」が2022年2月に着工したことを公表した。GLP八尾Iは、JP楽天ロジスティクスが専用施設として一棟全体を利用し、総開発費は約117億円で、2023年2月の竣工を予定している。周辺では、物流施設「GLP八尾II」の開発も進めている。