パスコ、地域創生でメタバース活用の新ビジネスモデル検討：メタバース

パスコは、地域創生に向けてメタバースを活用する新たなビジネスモデルの検討に着手した。バーチャルツアーやバーチャル登山、ご当地ゲームを検討例に挙げている。

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　パスコは2022年12月22日、地域創生に向けてメタバースを活用する新たなビジネスモデルの検討に着手したと発表した。

　同社は今回検討するビジネスモデルの例として、地域遺産や街並みなどの地形、地物データをメタバース上に再現したバーチャルツアー、地域の山を再現したバーチャル登山、地域の史跡や観光地、公園などを再現したご当地ゲームを挙げている。

　同社は、人工衛星や航空機、船舶、専用車両などから地上、水域における精密な3次元データを取得し、コンピュータ上に3次元空間として再現する技術を有している。また、これらの技術を活用して、都市やインフラの管理に応用可能なデジタルツインの構築を支援している。

　メタバースの仮想空間をよりリアルなものとすることで、現実での活動に近い形での疑似体験を可能とすべく検討を進める。

パスコの3次元計測技術イメージ　出典：パスコプレスリリース