2022年開業の配線器具ショウルームと配線器具工場を披露、パナソニック EW社:製品動向(3/4 ページ)
パナソニック エレクトリックワークス社は、三重県津市藤方の津工場内にあるショウルームを改修し、配線器具のショウルーム「Trust Factory TSU」として2022年にオープンした。
配線器具を確認可能なエリアも用意
Trust Factory TSUは、津工場のショウルームをリニューアルした施設で、「ウエルカムエリア」「歴史エリア」「住宅商品エリア」「非住宅商品エリア」「新商品・海外商品エリア」「ものづくりエリア」で構成される。
ウエルカムエリアでは、1970年に発売された「フルカラーシリーズ」、2000年にリリースされた「コスモシリーズワイド21」、2017年に販売開始された「CLA-CHICシリーズ」、ADVANCEシリーズ、SO-STYLEシリーズなど、パナソニックが上市してきた配線器具が展示されている。
歴史エリアでは、大正〜昭和初期の「電灯器具時代」や昭和初期の「第1次電化ブーム時代」、昭和中期の「第2次電化ブーム時代」、平成の「情報化到来の時代」の部屋を再現したモデルルームをディスプレイしている他、各時代でパナソニックが発売してきた配線器具を披露している。
住宅商品エリアでは、対象のエリアに人が入るとセンサーで感知し照明器具を点灯する「かってにスイッチ」やスマートフォンの充電に役立つ「埋込[充電用]コンセント」、Bluetooth接続に対応しスマートフォンで照明器具を操作できる「アドバンスシリーズ リンクプラス スイッチハンドルタイプ」を設置した。
加えて、指先で触れるだけで調光操作が行える「アドバンスシリーズ リンクプラス タッチ LED調光スイッチ」、手をかざすだけで照明器具のオン/オフが実施可能なアドバンスシリーズ 非接触スイッチ、異常な過熱を検知して電気火災を未然に防ぐ感熱・トラッキング お知らせコンセントといった配線器具を展示している。
非住宅商品エリアでは、机上の配線をまとめられるDC電源用配線ダクト「DCライン」、スマホとタブレットの充電に使えるカバー付き露出コンセント「充電用USBコンセント」、対象エリアにおける人の動きをセンシングした時に熱線センサーで検知し照明をオン/オフするAIを搭載した「[天井取り付け]熱線センサー付き自動スイッチ」などの配線器具を設置。さらに、配線器具の裏側を確かめられるエリアも用意している。
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