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IHIらが横浜市で延べ約16.3万m2の物流施設を開発、自動倉庫のシェアサービスを導入リテール&ロジスティクス

IHIは、野村不動産とともに、2025年2月の竣工に向け、神奈川県横浜市で開発を進めるカテゴリーマルチ型物流施設「(仮称)Landport横浜杉田」が2023年4月に着工する。なお、Landport横浜杉田では、両社の物流施設開発で初の取り組みとなる自動倉庫のシェアリングサービスを備える。

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 IHIは、野村不動産とともに、神奈川県横浜市で開発を進める物流施設「(仮称)Landport横浜杉田」が2023年4月に着工することを公表した。

横浜シーサイドライン「南部市場」駅から徒歩3分のエリアに立地

 国内では、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、EC需要が増加し、消費者の生活と購買の方法が変化しつつある。一方、2024年に施行される車両運転業務への時間外労働条件規制の影響で、長距離ドライバーの不足と個人宅への配送量アップにより人手不足が深刻化しており、物流業務の効率化が求められている。

 こういった状況を踏まえて、IHIは、野村不動産とともに、物流業務の生産性を高める自動倉庫のシェアリングサービスなどを導入するLandport横浜杉田の開発を進めている

 開発地は、首都高速湾岸線「杉田インターチェンジ(IC)」から約0.9キロの場所にあり、消費地である神奈川県横浜市や東京都内へのアクセスが良好で配送利便性に優れる。ちなみに、JR根岸線「新杉田」駅から徒歩16分の地域に立地し、横浜シーサイドライン「南部市場」駅から徒歩3分のエリアにあり、徒歩通勤もしやすい。

 Landport横浜杉田は、免震構造のRCS造地上4階建てで、1階に両面トラックバースバースを設置し、宅配・配送事業者の入居を想定した仕様とする他、各階のフロアから1階に荷物を移動させられる搬送機を設け、施設内の搬送効率を高める。


導入予定の自動倉庫のイメージ 出典:野村不動産プレスリリース

 加えて、賃貸物流施設で初だという立体型自動倉庫を施設内にビルトインで備え、季節と生産の波動に合わせた利用を実現する保管サービスを提供する見込みだ。これにより、入居企業は、機動的な保管容量の確保とフレキシブルな保管期間を達成する。

 なお、1フロアあたり約3万3057平方メートルとなる3階と4階の一部に約12メートルの吹き抜け空間を作り、最大5000パレットの保管が可能な立体型自動倉庫を完備し、立体型自動倉庫は、複数社の利用を想定し、保管容量の最大化や荷量の変動に対応して、入居企業へシェアリングサービスとして提供する見通しだ。

 また、施設の稼働後には、地域住民との交流の仕掛けづくりやイベントなどを行い地域社会との接点を創出するだけでなく、災害時には施設内のカフェテリアや屋上を地域住民に開放する。

 BCP対策について、80平方メートルを超える防災備蓄庫や72時間稼働する非常用発電機を完備して、津波対策を講じ、災害時の被害を最小限に抑える。環境配慮に関して、屋上に太陽光パネルを配置し、内装の仕上げ材に木材や再生材料を導入する。

Landport横浜杉田

 Landport横浜杉田は、免震構造のRCS造地上4階建てで、延べ床面積は約16万3000平方メートル。所在地は神奈川県横浜市金沢区昭和町3174で、敷地面積は7万1034.94平方メートル。着工は2023年4月で、竣工は2025年2月を予定している。


「「Landport横浜杉田」の位置図 出典:野村不動産プレスリリース

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