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野村不動産が江東区で「Landport」シリーズ20棟目となる高機能物流施設を竣工、延べ2万m2超え:プロジェクト
野村不動産が展開する高機能型物流施設「Landport」シリーズの20棟目となる「Landport東雲・安田倉庫」が完工した。
野村不動産が安田倉庫と、東京都江東区で開発を進めていた高機能型物流施設「Landport東雲・安田倉庫」が2020年5月29日に竣工した。
トラック駐車場や待機場は計49台
Landport東雲・安田倉庫は、CFT造(耐震・ビル型)4階建てで、延べ床面積が2万2088.79平方メートル。所在地は東京都江東区東雲2丁目13番35号で、敷地面積は1万863.95平方メートル。トラックバースは20台で、2面L字バースを採用しており、高回転の入出荷にも対応。乗用車用の駐車場は3台で、トラック待機場は大型車が6台、4トントラックが23台。
アクセスは、首都高速湾岸線「有明インターチェンジ」まで約2.3キロで、羽田空港や東京港、横浜港などに行きやすい。また、千代田区や港区、中央区といった山手線東南エリアが車で30分の距離にあるため、人口集積エリアへの即日配送にも応えられる。
従業員にとっては、JRや東京メトロ、ゆりかもめとも接続しているりんかい線「東雲」駅から徒歩5分の立地のため、首都圏広域から通勤しやすい。
建物の2〜4階には、作業用空調が配置しており、4階にはカフェテリアがある。環境への配慮とランニングコストの削減を目的に、全館には、LED照明を導入しており、事務所に使える拡張スペースも備えている。
竣工後は共同所有者である安田倉庫が当該物件を一括利用し、安田倉庫 東雲営業所「東京メディカルロジスティクスセンター」として、医療機器などの貨物を中心にオペレーションを行っていく。
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