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ソーラー施設の電線盗難や工事現場への不法侵入を光と音声で防ぐ、AI搭載カメラ現場管理

セーフティ&セキュリティは、指定エリア内に侵入した人や車などをAIで認識して光と音声で警告するスマートIPバレットカメラを発売した。

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 防犯カメラブランドSUNELLの日本代理店であるセーフティ&セキュリティは2022年8月、スピーカー&LEDを搭載したスマートIPバレットカメラ「SN-IPR5825DQAN-J4-Z」の販売を開始した。

ごみや虫などの誤検知をAIで大幅に削減

 従来の動作検知の問題点だった草木の揺れ、風によるごみの横切り、赤外線撮影時にカメラの前を飛ぶ虫やホコリなどによる誤発報を大幅に削減。人体や車などの対象に対しても、AIがより正確に捉え、アラームを発報する。

 カメラ本体には、LEDフラッシュライトとスピーカーを搭載しており、選択エリア内でターゲットを検知すると、フラッシュライトが点滅し、スピーカーから音声や警告音を発して、ターゲットを警告する。

 スマートIPバレットカメラの主なスペックは、解像度はFull-HD(1920×1080)207万画素で、夜間や暗闇でも撮影可能な赤外線(IR)は最大照射距離45メートル。屋外用として防水/防塵(ぼうじん)性能IP66も備え、録画用のSDカードスロットは最大256GBまで。


スマートIPバレットカメラ 出典:セーフティ&セキュリティプレスリリース

 近年、社会問題にもなっているソーラー施設での電線盗難、農園/果樹園での作物窃盗など、夜間無人になる施設での盗難対策、または工事現場での夜間の不法侵入防止、工場やプラントなどの危険エリアへの侵入を防ぐ対策、さらには、自宅や自動車販売店での高級車の盗難防止など、数多くの用途で活用が見込まれている。


スマートIPバレットカメラ映像 出典:セーフティ&セキュリティプレスリリース

 スマートIPバレットカメラをインターネットに接続すれば、PCやスマートフォンからの遠隔監視をはじめ、ターゲット検知時の写真を添付した電子メールを送信するにも対応している。

 ラインアップには、カメラ単体でのSDカード録画やネットワークビデオレコーダー(NVR)と接続した録画のほか、屋外ポールに設置できる小型の防水キャビネットに録画機器を搭載したモデルなども用意している。

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