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JR西日本不動産開発が北海道で初めて開発した物件でホテルが開業、無料Wi-Fiも構築:プロジェクト
JR西日本不動産開発は、札幌市中央区南2条西七丁目で開発を進めていた宿泊施設「札幌NKビル」が竣工したことを公表した。札幌NKビルは、JR西日本不動産開発にとって北海道で初めて開発した物件となる。札幌NKビルでは、ウィンダム・デスティネーションズ・ジャパンが運営するホテル「ウィンダムガーデン札幌大通」が営業している。
JR西日本不動産開発は、札幌市中央区南2条西七丁目で開発し竣工した「札幌NKビル」で、ウィンダム・デスティネーションズの日本法人であるウィンダム・デスティネーションズ・ジャパンが運営するホテル「ウィンダムガーデン札幌大通」が2022年6月30日にオープンしたことを同年7月11日に発表した。
館内全域に無料Wi-Fiを構築
開発地は、札幌市の中心部にあり、「大通公園」から徒歩3分の場所に位置し、北海道庁旧本庁舎から700メートルのエリアにあり、「札幌市時計台」から徒歩9分の地域に立地する。
ウィンダムガーデン札幌大通は、24時間対応のフロントで荷物預かりサービスを提供している。加えて、総客室数は132室で、全客室には、エアコン、衛星チャンネル付き薄型テレビ、フロント内線機能付き液晶タブレットを完備した他、高齢者が宿泊しやすい「バリアフリールーム」も用意している。
さらに、建物内には「THE PHOENIX Cafe&Bar Lounge」を配置し、館内全域に無料Wi-Fiも構築した。
ウィンダムガーデン札幌大通の概要
ウィンダムガーデン札幌大通は、S造地上9階建てで、延べ床面積は3998.66平方メートル。所在地は札幌市中央区南2条西七丁目7番地1で、敷地面積は643.26平方メートル。
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