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AI画像解析サービスを佐賀国際空港旅客ビルの利用者数カウントに導入、オプティム:FM
オプティムは、佐賀ターミナルビルが運営・管理する九州佐賀国際空港旅客ビルで、リアルタイムAI画像解析サービス「OPTiM AI Camera Enterprise」を用いて、利用者数をカウントする取り組みをスタートした。
オプティムは、佐賀ターミナルビルが運営・管理する九州佐賀国際空港旅客ビルで、リアルタイムAI画像解析サービス「OPTiM AI Camera Enterprise」を用いて、利用者数をカウントする取り組みを開始したことを2022年4月19日に発表した。
カメラの撮影映像を解析してビルの利用者数をカウント
今回の取り組みでは、OPTiM AI Camera Enterpriseを使用し、九州佐賀国際空港旅客ビルに設置されたカメラの撮影映像を解析して、ビルの利用者数をカウントする。さらに、利用状況に基づいて利便性向上の施策検討などが可能になるため、旅客ビル利用者の満足度向上などが期待される。
OPTiM AI Camera Enterpriseは、店鋪や施設などで、業界別・利用目的別に設置されたさまざまな種類のカメラからデータを収集し、学習済みモデルを活用して画像解析を行い、マーケティング、セキュリティ、業務効率などの領域を支援するパッケージサービス。加えて、「医療機関」「小売」「鉄道・交通機関」など、11業種を対象とした計300種類を超える学習済モデルを適用したメニューを備えている。
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